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のんびり登山 伊吹山。

 今年最初の伊吹山登山は6月1日。

「伊吹山ドライブウェイ 開通
 昭和39年(1964年)6月16日 火曜日」

 今年は開通60周年ということです。

 もしかしたら6月15日、16日は、混むでしょう。HPをチェックしていても案外忘れてしまうものです。16日まで我慢すればよかったと思っています。


 記念すべき年ではありますが、麓からの登山道は利用できません。伊吹山ドライブウェイ入り口で通行料を払って山頂駐車場まで行き、そこからの登山で頂上へ向かいます。(JAF割を利用)


途中下車

 前回の時もそうでしたが、私はどのあたりで写真を撮っているのか、まったく記録していません。そのことを痛切に反省していたはずなのに、今回も記録していません。多分入り口から5㎞あたりだと思いたいです。


 上平寺越駐車場というところが12㎞地点にあります。初めてそこへ入りました。

 見晴らし良いですが、その良さを写真で伝えることができるのか。あの山は何という名前の山なのか、それすら知識無く、ただ漠然と写真を撮っているものだから、まったく私の知識は進歩していません。
 コンパスというものを持っていながら、それの存在まで失念している有様です。(思い出したのはこれを書いている時です。)

途中下車 上平寺越駐車場から

 見出し画像はこの駐車場から撮ったタニウツギという落葉低木です。


 山頂駐車場。

 この日はそれほど車の入りも多くなく、駐車場は結構空いていました。ただし駐車場入り口付近は激混みでしたが…。(某大型猛禽類を撮りたいカメラマンたち。)
 子育て中の様子をカメラに撮りたいのか、単に親鳥を撮りたいのか…。ともかく刺激にならないようにしてあげてほしいです。1日中張り付きすぎ。

スカイテラス駐車場 ハクサンハタザオ
ヒメレンゲ

 到着時、駐車場はガスがかかっていました。寒かったです。

(下界からは「雲」というのに、なぜか山では「ガス」と言う。言ってしまうのはなぜなのか…。)


 ここからはのんびり登山で頂上を目指します。入山料300円となっているのですが、100円硬貨が不足していたので、○円硬貨を投入。以前していた○円貯金箱から数個持ってきていたのが良かったです。
 電子マネーが使えない、あまり使わない方が良いという状況もあることを、改めて気づいた日でもあります。再開しようかしら。○円貯金。


 西登山道から山頂を目指します。

 植物は花を見て初めて名前を調べることができるものです。葉っぱだけでは名前なんてわかりません。専門家でもない限り。

ヒメウツギ?
オオマムシグサ
ヤマガラシ
鹿よけの柵。いろいろと考えてしまいます。
タチツボスミレ?花の後ろとかも観察すればよかった。
クサタチバナ
登山道崩落
この上 山小屋
ここは今年4月ぐらいの大雨で削られたらしいです。
自分の情報仕入れ不足を痛感。
オドリコソウ
山小屋が見えてきました。
山頂は晴れています。

 無事にたどり着けたことに感謝し、無事に帰宅できることを願って、伊吹山寺で御朱印を頂き、ご本尊(薬師如来様)に参拝をしました。

 御朱印をブログ等に上げられるお方がおられますが、私はやめておきます。登山して頂いた御朱印は、何となく特別感があります。私のような素人登山者にとってはお守りのようなものです(ノ´∀`*) 


 山小屋で遅めのお昼(天ぷらそば)を頂きました。のんびり登山のお昼も結構のんびりしていました。

虫の名前、わからず。
下界は琵琶湖がうっすらと見えています。
コバノミミナグサ
剥き出した大きな石が、点々と散らばる乳牛に見えてしまいます。
ここは山頂です。


 中央登山道を利用して下山します。このルートは初めて通ります。

木で造られている階段。
結構急勾配です。
ウグイスの鳴き声がしていますが、姿は見えません。

 中央登山道は20分ほどで駐車場まで降りることができるぐらい、勾配がきつい道です。この道を登っていかれる方たちも結構いて、すごい脚力だなと感心しました。(心臓爆発しそうと叫んでいるスポーツ少年もいました。)


 駐車場に着きました。

グンナイフウロ
イカル

 30分ほど周りの山々を眺めていました。

 今回の登山で改めて、伊吹山の酷さを実感しました。鹿の食害が第一に取り上げられますが、一番の原因はやっぱり人間活動に行きつくと思います。

 今の私にできることは、少額でも寄付を続けるぐらいです。
(伊吹山植生復元プロジェクト)

 伊吹山は滋賀県側米原市ですが、同じ湖北です。湖北民として、ちまちまとできることをしていきます。

 でないと、イヌワシすら生きていけない山になってしまいます。


 野鳥を愛する者は、自然を愛する。


上平寺越駐車場

自然を大切に守っていきましょう。

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