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テリー・ライリーの作曲講座に参加してみて思ったこと。

学生の作曲講座に参加させていただいた。
社会人も参加できる公開講座でした。
作曲講座は、初のことで、高校生の頃、音楽の授業で作曲の時間があり、偶然、教えてくださっていた先生の母校で開かれていた。

グッズ買ったり、写真を撮ったら、何かが、終わってしまう気がして、ばったり、会えたらいいなぁ、なんて、思いつつ、テリー・ライリーの登場を待っていた。やっぱり、直接、声を聞いてみたいと思う。

「in C」って、雅楽の演奏に似てるな、と、初めに聴いた時に思っていて、実際に聴いてみると、打楽器のリズム遊びみたいだと、思った。

重なり合うリズムは、人を迎える。

これは、小学生の音楽、合奏で、【「C」って、何?】という授業があるとしたら、やってみると、面白そう。

テリー・ライリーの話しを聞いていると、

「あるコミュニティに向けて作ったもの。」
「ピアノを弾く仕事の帰りにふと、降りて来て、
家に帰ってすぐに、かいた。」
「Cを選んだわけではない。Cがぼくを選んだんだよ。」

他にもいろいろ、演出されており、
それらは、励ましの言葉によるものでした。
初々しい学生の演奏を聴いて、がんばれー、と、拍手しつつ。シロフォンは、ほんと、よかったな。と、この2、3日、思い出す。観客の1人を魅了したのだから、作曲している方でしたが、演奏者としても出て来ていいのに、と、思った。

作曲者が目の前にいる中で演奏は、緊張することでしょう。後半の演奏は、聴き入っていた。

中央付近で聴いてみて、テリー・ライリーのアドバイスの中で、心の中にメモしたものは、

good luck、
楽しんで、
人の目を見て、人の音を聴いて、
グルーヴを感じて、
音楽の道を選んでくれてありがとう。

でした。

帰り道に蝉の声を聞きつつ、ゴーンと鐘が一つなり、

音楽の道を選んだ人たちは、選ばれしものでもある。

どうぞ、楽しんで、と、気軽には言えませんが、

聴いている人がいるので、弾いてくださらないかしら?

と、思った。

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