バタアシとドラマー

自分で車を運転することが減り、バスによく乗ります。バスに乗ったら、Nマークのリュックに、赤い水泳帽子といういでたちの男子が車両に乗っていた。ゴーグルもつけている。

バタアシ金魚に出てくる少年みたいな子だなと、眺めていたら、近くのピンクのランドセル背負ったらキラキラ女子に何度もガッツポーズを送っている。キラキラ女子とは、目線合わず。

何をガッツポーズしているかといえば、次のバス停で降りる合図のボタンを一番におしてやったぜと、誰もそこ、競争してないんだけれど、男子は、一人ガッツポーズの意味に同意を求める。

次のバス停に降りるため、キラキラ女子にジリジリと近寄り、二人は出口の扉から降りていった。

今日は仕事場に見学の高校生男子がやってきた。男子というには、少し大人の男子がやってきて、聞けば、ドラマーになるんだと、へぇー。いったい、どんなドラマーが好きなのか?聞いてみて、意外なミュージシャンの名前が出てきた。

音楽はやっぱり、時代をこえるんだな、と思った。

小2から叩いているので、10年余りのキャリア。イベントにも参加してくれるやも、となると、10代の叩くドラム、楽しみだ。

「海外に行くんです」言うので、日本のプロは、目指さない、メジャーリーグ志向なんだなあ。視野が広いのか?なんで、野球に例える。

とりあえず、飛び出していきたいエネルギーを感じとり、こどもは、見ていて飽きない。

飽きさせないのが、エンターテイナー。こどものような大人は見ていて飽きない。どんな打楽器奏者になるのか。

人ごとながら、元気がでる。がんばれ、バタアシとドラマー。




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