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音楽大学に進学しま・・・?

野永はサックスの演奏動画、自作曲、和声法勉強動画、なんが喋る動画などをYouTubeで公開しています。今後も頑張って作っていくのでぜひ見てください!!

https://www.youtube.com/channel/UCjM5vCDA5lkgHV_MZxvFopA

実力診断

さてそんな野永は音大への進学を目指し春から勉強 & 練習に励んでいただけども、最近進学を希望する音楽大学で開催されたある試験を受けてきた。その名も実力診断

実際の入試で行われる試験と同じものを無料で受け、各科目の結果次第では総合型選抜(旧AO入試)の成績として利用でき、当該科目の試験が免除されるというもの。これを利用しない手はないと思い、受診することにしたわけである。

受診に向け

ところで何を隠そう野永は今までサックスのレッスンというものを受けたことがほとんどなかった。その音楽大学主催の受験者向けの講習会に7月ごろに参加したが、それまではただの一度も、パートレッスンすら受けたことがなかった。ただ部活で楽器を練習していただけの、まあどこにでもいるような人間だわさ。わさわさ。たこわさ。食べたことないけど。

きっと他の受験生に比べて数段下手だろうし、そもそも自分がその音大に入学できる見込みがあるか検討もつかない。だからこそ本当に入学したいと思うなら、この実力診断を受け自分のレベルを客観的に評価してもらうべきだろうと考えた。

野永が志望するサクソフォーンコースの試験科目は筆記、実技、面接の3つ。筆記は複数の科目の中からの選択科目のひとつで、他には新曲視唱や聴音、ピアノといった科目があったが、まあ野永の場合は筆記が無難に点になるだろうと思い筆記を選んだ。聴音や新曲視唱も、能力としてはできるだろうが、レッスンを受けたことがない野永にはそれらの試験を受ける時のお作法が分からなかった。ピアノなどは問題外だ。ピアノを習っていたからってピアノが弾けると思うな。10年習っても今では音階すらまともに弾けないし、当時だって簡単な曲しか弾けなかった。たんに練習をサボっていただけだけどもな。モナ王。あ、モナ王食いたいな。いや、チョコモナカジャンボがいいかな。まあ普通にブラックモンブランですわ。

さてさて、筆記くらいはちょっと慣れれば合格ラインに達するだろうと思ったが、なにせサクソフォーンコース、結局は実技試験の成績がモノを言うだろうことは想像に難くない。受験生にはきっとレッスンを長らく受けている高校生も多い。中には音大で教えている奏者のレッスンを受けており、その人に勧められて音大受験、合格ほぼ確実、なんて人もいるのだろう。そういった受験生と比べて野永の演奏が聴き劣りすることは確実だ、実技試験の合格基準に達するだろうなどとはさらさら考えていない。仕方ないので(?)サックスの練習を多少頑張った。(多少というのは、野永はサックスを吹くことは好きだけれども、かといって1日に5時間や6時間みっちり楽器を吹けるような構造にはできていない。せいぜい3,4時間くらいのものだ。)

実力診断当日振り返り

そんなこんなで実力診断当日を迎えた。スーツで会場に行ったためスタッフと間違えられるなどしつつ、受付開始の9時から最初に行われる筆記試験の準備まで1時間ほど練習室をお借りして、リードの選定と練習。万全とは言えないながらも本番で使えそうなリードが3枚、ここまで絞ったところで、残りは午後の空き時間で選ぶことにして筆記試験の準備へ。

筆記試験は当然筆記具を使うわけだけども、野永はなんと筆箱というものを持っていなかった!!(!!) 何か代わりになるものはないかと考えた結果たどり着いた答えはこれ

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信じてほしいが本当におふざけなしだ

ともかく筆記試験は無事終了。過去問3年分を解いてみた限りほとんど余計なミスさえなければ解ける問題ばかりだったので、不安はなかった。実際解いた感触としても、満点とはいかないまでも8,9割ほどは取れている手ごたえだった(配点を知らないので何とも言えないが)。

昼食後、実技試験の準備まで40分ほど余裕があったので練習室をお借りして再びリードの選定と練習。ここで候補を2枚にまで絞り、負荷が集中しないように他のリードで練習したのち、実技試験の準備に案内された。実技試験の直前には10分ほど音出しができ、そこでリードの決定と最終確認を行った。実技試験会場に移動し、順番が来て入室し、試験官であるプロのサクソフォン奏者数名が座る目の前で名前を言う。この時点ではあまり緊張を感じなかったが、演奏しだすと何となく緊張してきた。いや、精神的にはいつも通りで緊張している感覚はないのだが、体の方は緊張しているらしい。なんだか顔が熱く、口は力み、指は思うように動かない。口ってロ(ろ)と似てるし力はカ(か)とにてる。おもしろいことに、体は言うことを聞かない割に頭は冷静なので、いろいろなことを考える余裕があった。「お、いま何かコメント書いたな、何書かれてるんだろう」とか「あ音間違えたわ」とか、いろいろなことが頭をめぐり、もちろん演奏の事も考えてはいたが、体が追い付かなかった。結果的に、こういうふうに盛り上げよう、などのプランはそれなりに実現したが、指は間違え音は外しとうまい演奏にはならなかった

んーと思いながら控室に戻り、楽器を片付けて少しだけ面接の心構えをする。事前に志望理由、自己PR、学校生活の中で熱心に取り組んだことは紙に書いて提出していたので、それにちなんだ質問やその他の質問の答えを想定して紙にまとめておき、見返すなどした。面接を受けるのは初めての事でいめーじがよく湧かなかったので十分な対策はできていなかったかもしれないが、実際に面接を受けてみると予想以上にほのぼのとした空気で(とは言いつつプロの奏者の方々の前なので多少の緊張感はあった)、先生方とただおしゃべりをしたような気分だった。

初めに、実技試験の感想を聞かれ、おおむね先述の内容をまとめたようなことを言った。次に各先生方から野永の演奏に対するコメントを頂いたが、もちろん不足している部分のご指摘もありつつ、意外にもお褒めの言葉を多くいただけた(できていない部分は自分でも理解しているだろうという前提で、良い部分を中心に取り上げてくださったのだと思う)。「ありがとうございます」やら「そうですね」やら言いながら過ごした。その次は卒業後にやりたいことについて聞かれたので、レッスンプロの方面に進みサックスや吹奏楽のレッスンなどをしたい、といったことを話した。そして最後に、よもやよもやだ、まさか自己PRを改めて聞かれるとはな!

改 め て 聞 か れ る と は な ! !

先に提出したものと同じことを言っても仕方がないと思い野永の賢い頭をフル回転させた結果、逆に自分の苦手なことを聞かれた時の回答を準備していたのを思い出すことができ、それと逆のことを言って凌いだ。あまり関心のない物事には力を注ぐことができない、という弱点があり、逆に興味がわけばとことん集中して取り組むことができる、という話をした。

こうして実力診断の全日程が終了し、後日結果が届いた。

結果やいかに。えび。

やがて結果が返ってきて、それを開封して結果を見ましょうよ、というのがこの記事のサムネにもなっているこちらの動画。

この記事では一応「動画を見たいのでネタバレをしてほしくない」という人のために、結果は間を開けて

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結果発表~~~!!

結果はなんと、全科目で基準に達し入試免除となりました!うぇ~い!

合格発表まではもう少し日数がかかるので正式に合格というわけではありませんが、なにごともなければおそらく合格の通知がいただけるのではないかと思います。いずれにせよ、今後も楽器の練習や勉強を頑張っていきます!

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