見出し画像

息子が特発性血小板減少性紫斑病と戦った日々④

~③の続き~ 数日に1度の血液検査で血小板の数値は徐々に元に戻りつつありました。1ヶ月ほどの入院でほぼ数値も元に戻り、これからは3ヶ月に1回の通院になるとの事で、退院となりました。

自宅に戻れた事はとても嬉しかったです。
生活にも特に気をつけることは無く、普段通りでOKでした。プレドニンの点滴が終わるとムーンフェイスも徐々に元に戻りました。

その後数年間、3ヶ月に1度の通院と採血に通いました。だんだん状況がわかってきた息子は採血も嫌がらず頑張ってくれました。

幼稚園に入る頃、最後の診察で「完治」との診断を受けました。小児の特発性血小板減少性紫斑病は息子のような経緯を辿り完治できる可能性が高いという事ですが、大人になってから発症した場合は長年治療しながら付き合って行かなければならないようです。

今でもなぜこの病になったのか原因はわかりません。
紫斑病にも色々な種類があります。
大切なのは1番最初、肌に出る毛細血管からの点状出血に気付くことです。気付かずに大怪我でもしていたらと考えると怖いです。

お母さんは日々子供の事をよく見ているものです。(お父さんも見ていると思うのですが)観察の仕方がだいぶ細かいというか、些細なことにも気付きます。その目を信じて異常があればまずはすぐにかかりつけ医へ。
痛いとか苦しいとか言えない小さい頃は尚更です。

私もまだまだ子育て13年目。
これからまた色々な事で悩みながら過ごしていくと思いますが、この経験が誰かの力に少しでもなったら嬉しいです。
読んでいただいた方ありがとうございました。

(①~④まであります)

#家族の物語    #特発性血小板減少性紫斑病 #ITP #母子入院 #即入院 #血液内科 #骨髄検査 #ムーンフェイス #完治 #点状出血

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?