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人生最強無敵感の場所

無敵感をおぼえる瞬間って、誰にでもまれにあって、とても心地良いものだと思います。

「無敵の人」なんて言葉が聞かれるようになって、あんまり良い意味で使われなくなってしまったけど。

今なら自分が何でもできるような気がする。

ゲームで、スポーツで、めっちゃ勝てるような気がする。

そんな無敵感と同じようなイメージで、

無限に食べられそうな気がする。

そんな場所があります。


とんかつ屋さんです。


ごはん、おみそ汁、キャベツ千切り、おかわり自由。
不況、特に野菜高騰が騒がれるこのご時世で、どうしてそんなに太っ腹なの…?

そんな贅沢感もあいまって、キャベツ、いくらでも食べられちゃいません…?
健康にいいという刷り込みがあるせいでしょうか…。

全力でキャベツを食べてから、メインディッシュのとんかつが運ばれてきて。
半分くらいいただくと腹八分目でちょうどいい感じになるんですが、目の前においしそうなものがあると、胃が自然と空きスペースを作ってしまうんですよね。

全部おいしくいただきます。

そして私が最近よく行くお店は、ごはんが小さいお釜で1人あたり1合くらい入っていて、テーブルでお客さん自身がよそうスタイル。

本来はお茶碗1杯で十分満足なのですが、おいしそうなごはんが目の前にあると、胃が自然と空きスペースを(ry

ごはんって、おかずといっしょに食べるとごはんなんですけど、単独で食べても甘くておいしいじゃないですか。
スイーツだと思うんですよね。
白米はデザート。

全部、おいしくいただきます。

問題は、お店でおいしくいただいている間は、本当に無敵の気分なのですが、
お店を出たあたりからおなかの重さに「ごはん少なめでお願いすればよかった…」と思い始めるわけです。

ただ、そんなに頻繁に行くわけでもないので、次に行くときにはすっかり忘れて、無敵感のままに目の前のおいしいものをおいしくいただいてしまうという…


そんなことを繰り返しながら、成長しない自分に頭を抱えつつ、ある時気がついたのです。

とんかつ屋さんに行く時って、とんかつやキャベツを食べたいのもあるけど、
無敵感が心地良いからつい行ってしまうのでは…?

もちろん無意識に、ではありますが、否定できないくらい「無限に食べられる感覚」が好きなことを自覚しました…。
「おいしいものが好き」「好きなものを食べるのが好き」っていう気持ちは人より強いと思っていましたが。
大食いの才能がメンタル的に備わっていたんですね!


残念なことに基礎代謝は年々落ちていると思うので、昔ほどは食べられないし、
今の食生活を続けたければ今まで以上に体を動かさないといけないのは承知の上で、
時々は無敵にもなりたいと思っております。

二郎はもう自信ないけどラーメン大ならいけるんじゃないかな!?
古の大メイツたち、今度付き合ってくださいな!

それではおやすみなさい。

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