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焼肉飯店 景昌園

 地元ではおそらく「さわやか」と同程度の知名度があるのではないかと思われる「焼肉飯店景昌園」に行ってきた。

↓カルビ

カルビ

 なぜこんな贅沢をしているかと言うと、特に理由があるわけではなくて、単純に疲労。夫婦そろって年相応に疲れの蓄積が激しく週一回くらいは完全休養日を作る必要があるので家事、料理の手を抜くために外食をしたのである。
 あと、実は月曜にエコー検診があって前日の日曜は飲酒できないし、なんとなく気分的に脂っこいものは避けようかなんて気になったりもしていて、そうなると土曜日にはコッテコテに脂っこいものを食べたくなるという意地汚い精神性が剥き出しになって我慢ができなくなってしまったからでもあるな。

 金額的には目ん玉が飛び出るというほどではないが、そこそこ。でも肉の質はかなり良いので損した気分にはならないし、何より食べた後が変に重くならないので、焼き肉を喰った後にしてはさっぱりすっきりとした気分でいられる。
 最近、食べ放題の店に行かなくなったというのはこのあたりの事情もあって、なんだかんだ言っても若い時分程の量を食べられるわけではないし、食後に過度の満腹感からくる倦怠感がとにかくキツい。苦痛である。なので量はそこそこで良いので質の良いものを求めるようになるのである。
 ちなみにお得なランチもあって、昼時に行く時はもうこれで充分に満足できる。

 急に思いついたので予約を入れず行ったら、予約の客が来るまでの1時間なら空いている席があるということだったのでなんとかセーフ。やはり休日になると混雑するのでできるだけ予約はしておく方が賢明なのである。
 この店、知名度を上げた理由のひとつがCMである。
 とは言え、テレビではほとんど放映されていない。ではどこで放映されているのかと言うと、それは映画館。
 上映が始まる前のCMタイムでだいぶ前からとても良く目にするCMで、これがなかなかのインパクトで印象に残り、食べに行かない人でも、頭のどこかに「私は焼き肉が食べたいの!」というセリフと共に「景昌園」の名前が刷り込まれるのである。
 当時のCMは女子が男子を引っ叩きながらこのセリフを吐くというなかなか衝撃的なものだったのだが、ざっと見た限り動画が見つからない。
清水エスパルスの選手が出演しているヴァージョンに「俺は焼き肉が食べたいの!」というテロップが入っていて、ここに往時の名残が見られる。

はじめしゃちょーの動画とかもある。

 そういえば来店した著名人のサインとメッセージが店内にたくさん貼られてあって、はじめしゃちょーのもあった。

 やっぱ年代によって食べるものも食べ方も変わる。
 食べ盛りの中高生を複数人育てている時期の家庭では質より量。いかに安くたくさん食べられるか?というところに着眼するだろうし、極端にいえば80過ぎの高齢者ではそれほど頻繁に焼き肉を食べにもいかないだろうし、満腹感よりも味や店の雰囲気などを重視する様になるのは道理である。
 幸い、日本にはいろんなタイプの店が展開されているので、その時々で選択して行けば良いのである。

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