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【本日の一冊】中山可穂『マラケシュ心中』(20200912)

YouTubeチャンネル「作家たちのまったり文芸部」のエンディング動画企画「本日の一冊」、取り上げた本と紹介文を毎回noteで発表していく予定です。

【2020/9/12選書】選書者:李琴峰

中山可穂『マラケシュ心中』(講談社)

https://www.amazon.co.jp/dp/4062104393
※紙の書籍は絶版だが、集英社『中山可穂コレクション 1』に収録されていて、電子書籍で読めます。
https://www.amazon.co.jp/dp/B07HCBM6FR

レズビアン歌人・緒川絢彦は、恩師の妻・小川泉と出会い、彼女に一目惚れする。禁断の恋に悶え苦しんだあげく、絢彦と泉は駆け落ちしてしまう。
二人はスペインへ飛び、そこから海を渡ってモロッコに入国し、心中するために地の果て・サハラ砂漠を目指すが――。
美しく痛ましい恋愛小説。アラブ世界の喧騒と熱気、砂漠の美しさと恐ろしさの描写が圧巻。

マラケシュ心中

【動画本編はこちら↓↓↓】



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