【思わずフォローしちゃう…!】今日から実践できる"Instagramプロフィール設計の教科書"
(※このnoteは最後以外は全て無料で読めます。)
これまでたくさんの方や企業様からインスタのご相談を受ける中で、伸びないアカウントにはある共通点があることに気づきました。
それは「プロフィールがイケてない」ということ。
「そりゃこのプロフィールでは残念ながら伸びないです。。」と、率直にお伝えせざるを得ないケースが非常に多いのです。
そこで今回はインスタ運用のプロ集団SAKIYOMIが、これまで累計400万フォロワーのアカウント運用で培った「プロフフィール設計」に関する”SAKIYOMIメソッド”を解説します。
困った時に見返せせる、そんなnoteにするべく、教科書のように網羅的かつ体系的にまとめておりますので、ぜひ最後までご覧ください。
伸びないアカウントはプロフィールがイケてないという事実
繰り返しにはなりますが、とにかく伸び悩んでいるアカウントは「プロフィールがイケてない」ことが多すぎます。
「でも、コンテンツがバズっていれば、プロフィールがイケてなくともフォロワーは増えるんじゃないの?」
そう思われるかもしれません。
しかし実際のところは、やはりそんなに甘くはありません。
これには、ユーザーがアカウントをフォローする道のりが大きく影響しています。まずは下の図をご覧ください。
ユーザーはどうやってフォロワーになるのか
上の図をご覧ください。ユーザーは、
投稿を見て気に入る
プロフィールを訪れて、どのようなアカウントなのかを確認
自分に有益な情報を与えてくれるアカウントだと判断したら、フォローをする
以上の段階を踏んでフォロワーになります。つまり、コンテンツが良くても、プロフィールでアカウントに魅力を感じなかったら、フォローしてくれないのです。
さらに上の図の下部に記された数値をご覧ください。一番右端の「フォロワー転換率」に注目。
これはプロフィール欄にアクセスしたユーザーのうち、どれほどの割合がフォロワーになったのかを示した数値です。
この数値が、例えば現状4%だとしましょう。それが、プロフィールの質を高めることで、転換率8%になったとします。
するとどうでしょう?リーチ数は同じでも、新規フォロワー数が倍になります。
リーチ数はコンテンツ内容に左右されるため、安定しにくい数値です。
一方、フォロワー転換率は、一度高い数値が出ると、基本的にそのまま安定することが弊社の経験上わかっています。
大量の魚を集めてきても、網に穴が空いていたら元も子もありません。
それと同様に、いくらコンテンツの質を高めてリーチ数を増やしたとしても、集まってきたユーザーにフォロワーになる気を起こさせないプロフィールでは、アカウントの成長は望めないのです。
平均して4.2ヶ月で1万フォロワーを達成している弊社運用のアカウントでは、月平均のフォロワー転換率が4〜6%。良ければ8〜10%に上ります。
こうしたアカウントはリーチ数が増えると、自然にフォロワー数も増加するため、アカウントはうなぎ登りに成長していきます。
だからこそ、ユーザーに「フォロワーになりたい」と思わせるプロフィールを作ることが大切。
では、ユーザーがフォロワーになりたくなるプロフィールとは、どのようなものなのか。次から詳細に見ていきましょう。
プロフィールは5つの要素で構成されている
Instagramのアカウントプロフィールは5つの要素で構成されています。
5つの要素は基本的に上記のような役割です。ただし、作り方によってそれ以上の役割を担わせられることも。
また、それぞれにフォロワー転換率を高めるためのポイントがあります。
①アイコン:いかにストーリーズで目立つかが勝負
アイコンがアカウントの「顔」として一番活躍する場所はどこでしょう?それは、フォロワーのホーム画面から見た時、最上部に表示されるストーリーです。
ストーリー表示欄では、フォロワーとの親密度が高いアカウントほど左側に表示されるようになります。
親密度は、フォロワーがどれだけアカウントの投稿を見たりアクションをするかで測られるため、このストーリー欄からタップされることも、親密度を高めるには重要。
そこでアイコンに欠かせないのが「いかに目立つか」です。
フォロワーは興味を持ったから、アカウントをフォローしてくれています。
しかし情報過多な現代、ひとつのことに対して人が興味を持続させられる時間はどんどん短くなっている上、競合も溢れるほど存在しています。
アイコンはアカウントのコンセプトを端的にフォロワーに伝え、かつ目を惹くデザインでなければ、いずれ興味を失われてしまいます。
すると、どんどんストーリー欄の右側に追いやられ…2度と戻ることはなくなってしまうでしょう。
そうならないためにも、アイコンはポイントを押さえて目立つデザインにすることが大切です。まずは、基本的なアイコンの種類を事例を交えて確認しましょう。
①イラスト
①は節約・貯金・副業の情報発信アカウント。お財布とお金のイラストで、「お金を貯める方法」を発信しているアカウントだというのが直感的にわかります。
②ロゴ
②は弊社、SAKIYOMIのアカウント。会社のロゴと企業カラー、企業名を配置して、企業の公式アカウントであることを伝えています。
③キャラクター
③は美容やコスメの情報を発信するアカウント。でも、一見そのようなアカウントであることがわからないアイコンになっています。
しかしこのアカウントのコンセプトは「辛口コスメレビュー」。その辛口さが伝わるキャラクターをアイコンにすることで、競合の多い美容情報アカウントの中、差別化に成功しています。
④文字
④は「コスパ良くオシャレに旅する」がコンセプトのアカウント。文字だけのアイコンですが、親しみやすい柔らかな色合いとポップなフォントを使用した高い視認性が一番のポイント。
また、「旅」よりも「コスパ」が目に飛び込むデザインにすることで、気楽で気軽な旅情報を発信をしている印象を与えています。
アイコンのデザインを決める2つの方向性
アイコンデザインの方向性は、2つあります。
方向性①ジャンルに合ったフォントや色、イラストを使う
例えば・・
・美容ジャンル=ピンク
・ミニマリスト=白黒
・レシピ=フォークとナイフのイラスト
のように、一般的にすでにできあがっているジャンルのイメージを踏襲します。
そうすることで、ユーザーがどのようなアカウントなのかを直感的に理解でき、アカウントに興味を持ちやすくなります。
方向性②あえて逆張りのデザインを選択する(上級者向け)
一方で、ストーリーで目立つためにあえて①のようなスタンダード路線からハズすという手もあります。
例えば投資系のアカウントではお金のイラストを使用することが多いですが、そこをあえてハズすことで、競合との差別化が図れるのです。
先ほど「基本的なアイコンの種類」でご紹介したコスメアカウントのアイコンもこちらの手法。
ただしこれは、直感的なアイコンではなくなる可能性があり、難易度は少し高いです。インパクトを出し、コンセプトをしっかり伝えるデザインにすることが大切です。
デザインの方向性は参入市場の状況によって作り分けよ
この2つのアイコンデザインの方向性は、アカウントが参入する市場によって使い分けると効果的です。
もし、競合がいないブルーオーシャンに参入するならば、①のユーザーが直感的に理解しやすいアイコンデザインを選ぶことをおすすめします。
ジャンルが直感的にわかるアイコンは、競合がない中でなら、そのジャンルのスタンダードとして認識され、先行者優位を取りやすくなるのです。
一方、参入する市場がレッドオーシャンの場合は、差別化が最も重要な課題。そのため、あえてスタンダードとは逆をいく「逆張り」のデザインをおすすめします。
キャラクター性を持たせたり、そのジャンルではなかなか使われない色やフォントを利用してみることで、競合とは違ったコンセプトを持つアカウントだと伝えることができるのです。
②ユーザーネーム:ジャンルと”覚えてほしい名前”を組み合わせる
ユーザーネームが一番ユーザーの目に留まるのは、アイコンと同じく、フォロワーのホーム画面から見た時に最上部に表示されるストーリー。または、フィード投稿です。
フォローしているけど、パッと見、アカウント名が思い出せない…なんてことは、あるのではないでしょうか?
それもそのはず、一番接触頻度の高いストーリーズで表示されるのは「アカウント名」ではなく「ユーザーネーム」なのです。
特に友達のアカウントは無意識のうちに「ユーザーネーム」を覚えてしまいますよね。
日常的にわざわざアカウントのホームに確認しに行くことはありません。そのため、何のアカウントかの判断はユーザーネームにかかってきます。
意外と知らない…!ユーザーネーム作りの4つのポイント
ユーザーネーム作りには4つのポイントがあります。
①ローマ字読み/英語読みがしやすい
ユーザーネームで使用できるのは英数字と記号です。そのため、ローマ字読みや英語読みがしやすい名前の方が、ユーザーは読みやすく、覚えやすいのです。
ここで日常的に馴染みのない英単語を使ってしまうことだけはNGです。ユーザーの記憶に残りにくくなってしまうので気をつけましょう。
②ジャンルがわかる
ユーザーネーム内に例えば「recipe」「diet」など、ジャンル名が入っていると、ユーザーは何のアカウントなのか一目で認識できます。また、ハッシュタグなどの検索を行った際に、検索結果に表示されやすくなります。
③記号を入れる
英字だけが連なっていると、ひとつの塊に見えて読みにくくなります。そこで、間にアンダーバーなど記号を用いると、判読性と視認性が高くなるだけでなく、パッと見の印象も他と差別化できます。
④文字数は10〜12文字
ストーリー表示欄でアイコンの下に表示される最大の文字数は、15文字程度。人が一度に認識できる文字数もざっくり15文字程度までが限界です。
表示文字数と認識しやすさを考慮した場合、アカウント名は10〜12文字に止めることをおすすめします。
上記4つのポイントを押さえた事例がこちら。
この4つのポイントを押さえれば、ユーザーの目に飛び込みやすいユーザーネームが作れます。型としてまとめると、以下のようになります。
最近よく見かけるのは、「_(アンダーバー)」をあえて2つ入れているアカウント名です。
他のアカウントとは違う記号の使い方をすることで、パッと見の印象に変化を与えています。区切りとしての役割も、2本入れることでより強調されていますね。
このようなちょっとした工夫を取り入れるのも良いでしょう。
③アカウント名:キャッチー&語呂の良さが鍵
アカウント名はホームのアイコンの下に太字の日本語で表示される、いわばアカウントのタイトル。
フォローを検討するユーザーがホームに飛んできた際に、真っ先に目に入る部分です。
Instagramのユーザーは基本的にあまり文字を読みたくありません。
アカウント名は、日本語の太字で表示されますので視認性は高いですが、長く連ねると、ユーザーにとって負担がかかり、認識されづらくなってしまいます。
そのため、アカウント名では4〜6文字で、コンセプトを短く表現しつつ語呂やリズムの良いキャッチーな言葉で、ユーザーに親しみを持ってもらう必要があります。
その成功例をご紹介しましょう。
どちらも短い言葉ながら、コンセプトがしっかり入っていることがわかるのではないでしょうか。また、コンテンツに載っている気分や感情もうまく表現されているところが注目すべき点です。
例えば「ひとりのみ。」は静かに一人時間が楽しめる飲み屋などを紹介するアカウント。
「ひとりのみ」の言葉がコンセプトをそのまま表現しています。
さらに「ひとり呑み」と表記しても良さそうなところを「のみ」と平仮名にし「。」をつけることで、「ひとりだけ」で完結したい気持ちを載せているところが秀逸。
こうしたアカウント名を作りたい時に役立つ手法は2つあります。
ただし、上記の例のように、短くキャッチーでありつつコンセプトを表現できる名前をつけるのは難しいものです。そうした場合に利用していただきたいスタンダードな型を以下にご紹介します。
キャッチーな名前をつけた後ろに補足的にコンセプトがわかる文言を足します。例えば、こちらのアカウント。
「どこいこ」だけでも旅のアカウントだということはわかりますが「大人に見合ったお得な旅を紹介する」コンセプトまではわかりません。
そこを後ろに「おトクなオトナ旅」と補足することで伝え、多くの旅アカウントとの差別化しています。
まさに王道の「名前 + コンセプト」の構成ですね。
また、こちらのアカウントは当初「ハル|転職活動の攻略本」というアカウント名でした。上記の型を踏襲したアカウント名で悪くはないのですが、後半に発信者が人事担当者であることをプラス。
「ハル|人事が教える転職の攻略本」としたことで、アカウント名に権威性を盛り込むことができ、ユーザーからの信頼が高まる名前になりました。
ただしここで注意したいのが、文字数。補足的につけるといっても「アカウント名」の一部ですから、長々とした説明になってはいけません。
声に出して読みやすく、思わず口ずさみたくなる語呂やリズムであることが大切です。
また、アカウント名があまりに長くなるとユーザーに敬遠されますので、その点でもなるべく短くする意識が必要です。
④プロフィール文:コンセプトによって作り分けよ(※1番重要!)
プロフィール文は基本的に、アカウント自体や発信者の説明をして、ユーザーに信頼性や興味を持たせる役割を担います。
しかし、アカウントのコンセプトによってはそれ以外の内容を盛り込む方が効果的な場合があります。
基本的な王道のプロフィール文の作り方
基本的なプロフィール文に必要な要素は以下の3点です。
これらを明示することで、アカウントのコンセプトが明確に伝わり、ユーザーが「自分に向けられたアカウントだ」と感じます。
特に「ユーザーがコンセプトに対して共感できるポイント」を提示することは、心理学の「類似性の法則」に則った方法。
類似性の法則とは、自分と共通点のある人に親近感を抱く法則です。
例えば上記の「コスメの考察会議」のプロフィール文では『SNSでよく見るあのコスメ 結局のところどうなの?』がその法則に則っています。
ユーザーは「それそれ、私もそう感じる!」と頷けるほど、アカウントに対して好感や親近感を持ち、フォロワーになりたいと思ってくれるのです。
こうした3つのポイントを押さえれば、しっかりとしたフォロワー転換率が取れるプロフィールが作れます。
しかし、もしアカウントのコンセプトがそこまで説明をせずとも明確で、競合も少ない場合は、他の形のプロフィール文にするとより大きな効果を生みます。
裏ワザ?行動を促すプロフィール
これは弊社アカウントのプロフィール。ご覧いただきたいのは赤枠の部分です。
先ほどの基本的なプロフィールと違って「初めてアカウントを訪れた方にとってもらいたい行動」を箇条書きにしています。
弊社アカウントは「インスタ運用のプロ」として情報発信をしています。そのため、コンセプトは非常に明確で、既にアカウント名だけで十分に表現できています。
その観点で捉えると、直接的な競合もいません。
(もちろんインスタ系のアカウントはありますが、個人としてノウハウを発信しているアカウントがほとんどです。そのため、企業として「プロ」をコンセプトの中心に置いているアカウントがない、との意味合いです。)
そんな弊社アカウントを見にくるユーザーは、Instagramの運用ノウハウが知りたい人に違いありません。
そうしたユーザーに対してプロフィール文で、弊社アカウントが自信をもっておすすめするノウハウへ誘導することで、最短最速でフォロワーになってくれる可能性が高まるのです。
(変にこのアカウントの特徴を言葉で説明するよりも、いち早くコンテンツを見てもらう方が「有益性」が伝わり、結果多くの人にフォローしてもらえるとの仮説です。)
もちろんこれは、SAKIYOMIのノウハウの濃さに圧倒的な自信があるからこそできる裏技です。
同じようにコンテンツの質に自信がある方や、各ジャンルで既にNo.1になっており、知名度のあるアカウントなどでは有効かも知れません。
(プロフィールで詳しく語る必要性が少ないため。)
もうひとつ事例を見てみましょう。こちらは先ほどアカウント名でもご紹介した、弊社のコンサルを受けていただいた転職アカウントです。
最初のプロフィール文はこちら。
それを以下のように変更しました。
こちらのアカウントのコンセプトは「人事が教える転職の攻略本」で、シンプル。前半でプロフィール文の基本型を踏襲しつつ、後半に行動喚起の文章を入れ込みました。
詳しい意図は解説しようと思うとキリがないですが、ざっと上げるのこのような形です。
↓実際のプロフィール画像がこちら。
この変更によって、フォロワー転換率がUP。それまで平均約12%だったところ、約30%前後で安定するように。
これだけで単純計算でフォロワー増加数は2倍になります。
(リーチ数とプロフィールアクセス率が同じ場合)
実際にプロフィールを変えて以降のフォロワー増加の伸びも、綺麗な右肩上りになっています。
わかりやすく数値にもインパクトがありますね。
やはり、プロフィール文はユーザーをフォロワーに変える上で、とても重要なのです。
ぜひ上記を参考に、自分のプロフィールもブラッシュアップしてみてください。
ここから続きは・・SAKIYOMI会員限定で公開…!
ここまででも十分、アカウントのプロフィールに関して、改善点が見つかった方も多いと思います。
ぜひ見つかった改善ポイントは今日にでも、反映してみてください。
ただ、残り2つの内容もこれまでと同じくらい重要なポイントを紹介しております。
残りの内容も最後までみたい方は、ぜひこの機会に「SAKIYOMI会員」になることをご検討くださいませ!
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