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2019年の振り返り

休学一年目はポンコツすぎてひたすら仕事をしていたのですが、二年目になり心と時間に余裕ができたことで、多くの経験ができたので濃い一年を忘れないためにも今年を振り返ってみた。

体験

ベトナムでの年越し
直近の10年間は中学生の時の友達と年越しをしていたが、2019年は会社兼シェアハウスメンバー5人でベトナムのハノイで年越しをした。
昼はシーシャで今後の展望を語って、夜は屋台を楽しんだ後、カウントダウンイベントに参加した。最終日の夜は夜通しでカジノをして5万円負けた記憶も蘇ってきた。辛い・・

シェアハウスで年中無休24時間仕事
寝るか作業するだけの生活だった。
寝起きのまま作業して、眠たくなったら寝る。
その上、隣には100円ローソンがあったので、1日で100歩ぐらいしか動いてないこともよくあった。熱量がおかしかった時は朝の8:00まで作業して、朝ごはんを食べてから寝ていた。
寝る直前までmtgができるので、コミュニケーションロスが少なくスピード感を持ってできたのが楽しかった☺️

カンボジア人の結婚式に参加
ノープランでインドに行った時にそこで会った人に誘ってもらって(当日だったので目の前でフライトを取った笑)、知人のカンボジア人の結婚式に参加させてもらった。
民族舞踊っぽいのを見様見真似で踊ったり、聞き覚えのないコールでビールを飲みまくった後、道端で寝転んでいた。
朝には、井戸水を組んで貯めた貴重な水を大きな桶の中から掬って水浴びをさせてもらった。
※豚も鶏も犬もいたがどこまでが食用かわからなかったのは僕だけではないはず。

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ウルル登頂
東南アジアを回っていてインドネシアにいた時にオーストラリアが近い事に気づき、10月からウルルが登頂禁止だったので「寄ってみるか。」ぐらいの軽い気持ちで向かった。
もちろん軽装しかなかったが現地は真冬だったので毎晩凍えていた。気軽に南半球に行かない方がいいと思った。
そして、実際にウルルの登頂はは過酷で挫けそうになった。
日没までに下山するには本来の半分の時間で登る必要があった。午前にキングスキャニオンを登っていたのでヘトヘトでも限界だった。それでもなんとか最大46度の斜面を登りきると、最悪の事実を知った。
「ココハマダサンブンノイチダヨ」
斜面が急すぎてそこが頂上と思っていたが、まだ3分の1らしい。
地に溜まっていた水を口に含むと、気合いで最後まで登った。
2019年5月25日の最後の登頂者だった。

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3ヶ月間海外ノマド生活
海外生活に憧れて気ままに7ヶ国ほどぷらぷらしながら生活してみたが結局、作業するためにカフェやホテルに籠ることが多かった。
海外にいると、タクシーが道を間違えたり、トゥクトゥク乗ったらお土産屋さんに3軒連れまわされる(紹介料でお店から稼ぐみたい)などの予期せぬことで時間を使うので、二時間あれば多い方なので『限られた時間でタスクをいかに終わらせるか。』を常に考えられた結果、作業効率は格段にあがった。
非日常を味わうために放浪を始めたが、非日常も3ヶ月続けると日常になることを学んだ

弾丸岐阜キャンプ
気球に乗ったり、大日ヶ岳に登ったり、飛騨牛でBBQして、火を焚きながらホットワインを飲んで、コテージで就寝。
飛騨牛は炭火が待ちきれなくて、着火剤の火で炙っても今までのBBQ史上で一番美味しくて最高だった😋
すんなり書いたけど大日ヶ岳は、後悔の連続だった。

『なんか高いところからの景色見てみたいね!』ぐらいで気軽に足を運んだ結果。往復7時間のちゃんとした登山コースだったし、標高1709mもあるし、日付変わるまで飲んだ後に始発で大阪から来たから前日のお酒抜けてないし、前日の雨で足場は緩いし、そもそも登山の準備してないから靴も服も適してないし、3人で来たけど1人全く知らないし、名古屋からの車で酔ってるし。

とはいえ、大自然をみながら瞑想したり、山頂で淹れた熱々のコーヒーはあの瞬間でしか味わえなかった。
↓↓🐮飛騨牛🐮↓↓

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ベンチャーで長期インターン
IVSで気になっていた会社の社長がTwitterで求人募集していたので、迷わずDMを送った。そのあとは1週間分の荷物だけ持ち上京した。
数え切れないほどの学びがあったが特に『人と働くこと』について書く。
はじめに。今回は、仕事の環境が今までとはかなり違った。

すでにサービスが5年目?ぐらいでAndroid・ios・webで少しずつ仕様が違っていたり、データ分析に関する情報はまとまっていなくて社員二人の頭の中だったり、必要な情報を探すだけで一日終わってしまうこともあった。

そのような中、1つの意思決定から実行までに多くの人が関わっていて、複数の施策が同時進行するので自分一人だけで作業できることはなかった。全てのタスクを細分化して、どこまでを自分で進めることができて、に依頼するのか。その上、作業しているタスクとは別のタスクの進捗状況も頭に残しつつ、依頼したタスクが止まっていないかを確認をして待ち時間を発生させないようにする必要があった。

他にも学んだことはあって、HRTやリーン開発、Slackでの社内の雰囲気づくりなど数え切れないので今度気が向いたら別でまとめる。

ヨーロッパ初上陸
当初は半年ほど放浪する予定でギリシャ行きの片道チケットしか持っていなかったが、インターンを始めたことで3週間プランに変更して急いで帰りの便も取った。
はじめは中継地に使うつもりだったが、調べてみるとギリシャにはパルテノン神殿・サントリーニ島・パラダイスビーチ・メテオラなど多くの観光地があったのでギリシャを堪能した後ブルガリアでのんびりすることにした。
東南アジアに疲れていたので、ヨーロッパの優雅な感じが心地よかった。
特にサントリーニ島は諸々手配してあげて、親の銀婚式のプレゼントにしようと思ってるほど良かった。

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おまけ

ハワイでのんびりしたり、小学校の同窓会行った流れで香川まで先生に会いに行ったり、二郎系食べ歩いたり、九州に初上陸したり、インドで馬に乗ったり、バジャウ族にお邪魔したり、IVSに参加したり、初恋の人の結婚式の二次会参加したり、マンジェ(日本一のトンカツ)に行ったり、ギリシャで会ったイギリス人のマークと渋谷でご飯行ったり、ひっかけ橋で2019年の最後を迎えたりした。

失敗経験

カンボジアでのコインマッサージ
海外では特に、好奇心で現地の伝統的なマッサージを選びがちですが今回ばかりは自分の好奇心を恨んだ。
ガリガリ音と激しい痛みしか感じなかった。
名前の通りコインで筋肉をなぞるのですが、脇腹は特に直接骨に当たるので耐えられずもがいてると整体師に笑われて取られた写真がこれ。
(⚠️グロ注意⚠️)

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キングスキャニオンからのウルル
オーストラリアのダーウィンに着いてから、22時間ほどバスに乗るとどでかいオーストラリアのど真ん中にあるアリススプリングスに到着。おそらく10時ぐらいだった。
そこからレンタカーで未舗装道路(ヘッダー画像)などを3時間ほどぶっ飛ばすとキングスキャニオンに到着。本来の半分の2時間ぐらいでパパッと一周すると、その足でウルルに向かった。着いたのは16時ぐらいだった。
僕たちは天候に恵まれ、初日にチケットを買うことができた。(後に後悔する)
麓に着くと、大勢の人が登っていて年配の人も多かったので余裕で登れると勘違いして、水も持たずに手ぶらで携帯だけ持っていく舐めプをかましてしまった。(数時間前にキングスキャニオンに登ったことは忘れていた。)
その結果、1 / 3を登った時点で顔が真っ青になり、体も動かなくなった。結局、水分とったら気合いで登れたので高所恐怖症と脱水症状が重なって心も体もボロボロになっていただけっぽい。

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深夜にインド到着
いつものように到着してからSIMカードを買えばいいと思ってたら、買ってから1時間ぐらいしないと使えないと言われたから、近くにいたインド人にテザリングしてもらって、ホテルまでの地図を写真に納めてなんとか辿り着いた。

オンラインカジノ
途中でどれだけ勝ち負けしようが、勝敗を分けるのはターニングポイントで勝てるかどうかだった。
結局、世の中二択を学んだ。
10万円負けた

SHISHALOG(シーシャメディア)
初めて自分のサービスを世に出した。
開発者が二人とも初めてのサービスだった上に、僕が海外にいたのでほぼリモートでの開発になった割にはスピード感あった。
現在は公式Twitterアカウントのフォロワーが500名ほどいて、登録店舗240店舗ほどあるが、運営メンバーが別の事業で忙しくなり、サービス改善や拡大に十分な時間を注げなかった。(まだ終わってはない。)
せっかく繋がりを頂いた店舗の方々には申し訳ない。。

取締役退任
知人と一昨年の11月に起業をしたが目指してるスピード感やコミット量で相違があり、退任を決断した。
無給で長期投資の開発案件のようなスタートアップのエンジニアと目の前の生活費を稼ぐ短期的な案件を無心でこなすのは精神的に良くなかった。
自分に偽らず、何ヶ月も考えて自分に向き合った結果だった。

ここら辺で失敗経験は終わって、本の紹介をしたいと思います🙋‍♀️
今年はおそらく100冊ぐらい読んだので、その中で特に面白かった4冊を紹介します!

コンテンツのつくり方
アイデアを具体的なサービス案にする際に読むべき本です。
実際に「逃走中」などの有名なテレビ番組の企画をされていた方なので、現実的な内容です。
例えば、コンテンツ化するときには誰もが一度は考える言い訳をぶった切ってます。(芸術を悪く言ってるわけではないので、悪しからず。)

コンテンツづくりには「予算」「時間」「サイズ」がつきものです。この3つがないものは「芸術」


アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る
今の中国では、オンラインありきでオフラインの設計をするようです。
アリババはすでにECで成功してから、敢えてオフラインの店舗を構えていることなど中国がなぜここまで急速に発展できたのかがわかります。


新・魔法のコンパス (角川文庫)
問題にぶつかってラテラルに考えるときに呼んでください。
キンコン西野さんが以前書かれた魔法のコンパスも読んだのですが、この方の本は読むたびに視野が広がり・視点が増えます。
視野・視座・視点についてはこちらで


実験思考 世の中、すべては実験 (NewsPicks Book)
僕にとって、社会課題は壮大で自分ごとにするのが得意ではなかったので、僕はこの一言で気が楽になりました。

ぼくにとって、すべてのビジネスは「実験」


QOL向上グッズ

オフィスまで徒歩3分のマンション
オフィスも家も駅まで徒歩5分ぐらいな上に、電車も一回乗り換えるだけで合計10分ほど乗車するだけで通勤できていたので、大きな苦痛ではなかったが通勤時間を作業に当てたかったのと電車に乗ることを止めたかったからオフィス近くに住んでみた。
遅くまで作業しても帰ってすぐに寝れるし、電車に乗らなくていいのでストレスが減った。昼ごはんのついでに帰ることもできるから忘れ物も怖くない。

MacBook Pro
以前まではMacbookを使っていてカクカクで待ち時間が長かったから、流石に買い換えた。
文字打ってから2秒後にダダダッと表示されるのがなくなったので、すぐに修正できてタイポがへっちゃらになった。

バックパック用のリュック
20kgぐらい入るので、1週間分の衣服は余裕で入る。
衣服とpcを入れておけば、生活できる。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B01EOGDR8C/

18cmのイボイボつきマットレス
床に置くだけでも全く体が痛くならないし、イボイボのおかげで背中に隙間ができて嫌な汗をかかない。
1万円ぐらいで買えるからコスパが最強。居候するときはとりあえずこれを買うことをおすすめする。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B06XXWSQVR/



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