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特別な人

今日は久しぶりにパンを焼いた。
大好きなパン作りだけど、全然できていなくて。

夏場はよくパン作りと距離ができる。
暑さと湿度の中で、パン生地の配合がうまくいかなくなったり、
酵母を仕込むのも面倒だったり。

だから、梅雨の頃から秋の気配を感じる頃まで
パン作りから遠のくことが多い。

だけど、今年は忙しくて全然作れていなかったな。
お菓子は作れても、パンは難しかった…。
手間のことというより、気持ちのこと。

『 大切な人は後回し、そろそろ気づけよお馬鹿さんたち🎵 』

そんなモンパチの歌詞が頭を過ぎるような、
そんな感覚でした。
どうでもいいことや伏線に一生懸命で、本質がすっ飛ぶのはいけませんね。


そんなパンを、私がこんな時期に作ったのは、
きっと私が元気を回復したサインでもある。

ずっと、すぐには答えの出ない悩み事を抱えていたり、
ウダウダやっていたのですけど。
そんな私を打破してくれるのは、いつも同じ特別な人。

大好きな人と会ったり、
優しい人と話せたり、
ホッと一息はつけても、
ガツンと奥底からのエネルギーになることって
そうそうない…。

シトシト泣けたり、
少し心が軽くなったり、
それも大事なことなんだけど。

自分の行動をガツンと変えさせる勢いの
エネルギーって、凄まじい。

私には、そういう強力なエネルギーを
与えてくれる人がいる。
少し挨拶程度のやり取りをしただけでも、
大元の私を突き動かしてくれる人。


パン作りをしたり、ご飯を作ったり、
家事をする時って、大切な人のことを想う。
大切な人を感じながらできる家事って、
すごく幸せだったりするのだ。

そんなことを、ちゃんと思い出させてくれて、
愛情込めた暮らしになること。

私は穏やかな暮らしがどんなものかを知っている。
私が一番引っ掛かりなく、心穏やかに過ごせた暮らし、
それを教えてもらえたから、出来ることなんだ。


いろんなタイミングがぶつかって、
その一つ一つがいいサイクルになって、
いい日だなって思ってたけど。
その大元には、そんな特別な人の存在があった。



娘たちは今、『恋バナ』に興味津々。
聞きたいけど、聞けない…。
そんなワクワクとドキドキの混じった顔をする。

私は『恋バナ』ではないのかもしれないけど、
自分にとって特別な存在がいること、
憧れや目標になるような人がいること。
その人と一緒にいて恥ずかしくない人間でありたい
そう願い実現に向けて、日々を過ごせる
そんな尊い存在が自分の中にいるだけで、
この上なく幸せなことなんだ

ということを、伝えようと思う。

実際に会えるか、とか
現状がどうか、とか
そんなことはどうでもよくて。

自分の奥底を動かしてくれる存在が
自分の中にいることの大切さ




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