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2024/05/25 徳地→須々万→錦→吉賀→津和野→徳佐

今週は予定通り4時頃に目が覚めたので先週は起きられずに諦めたルートをBRM615の試走も兼ねてブラッシュアップしたルートに臨むことにしたのだが、いざ走り出してみるとDi2の充電を忘れていたため変速が出来ないことに500m程走り出してから気づき一度撤退。
この時点で今日臨むルートは延々登りか下りしかないルートであり車重のあるD-309ではなくDomaneにでも乗り替えようかと検討したものの、一応BRM615の試走も兼ねているので本番で使う予定のD-309で行くべきだろうと思い直し、モバイルバッテリーと充電ケーブルをステムポーチにねじ込んで充電しながら走り出す事にした。

先週作成したルートとは逆回りで、BRM615で通る岩国〜津和野間を走る事を主目的とした

仁保から徳地に抜けるルートは道の駅近辺から松柄峠・荷卸峠・桜ヶ峠の3通りと、そこを通り過ぎて更に北上して枡谷峠を登るルートがあるのだが、普段は少し遠回りだが一番易しい松柄峠を選ぶところだが、この日は最短距離の荷卸峠を選択。普段なら交通量も他のルートに比べて多いのだが、流石に早朝と言うこともありさほど交通量も多くなかった。

徳地から須々万に向かう区間を走行中に、須々万から先を予定通り周東経由で廿木峠を越えて錦川に出てから川沿いに北上して錦の道の駅を目指すルートだと到着が少し遅くなりすぎるのだが、かといってショートカットして須金経由で錦に向かうと30kmほど短縮されるので今度は早く着きすぎてレストランの開店時間前になってしまう事に気付いてしばし悩むが、結局途中で写真撮影でもしながらぶらぶら向かえばレストランは開店して居らずとも売店は開いていそうなのでショートカットすることに。

須々万から須金に至るルートは初めてブルベに参加した時に通ったことがあるだけのルートだったのだが、走っていても見覚えがあるようなないような感じではあったものの、いずれにせよ景色は良くて走りやすいルートだった。

雲一つない快晴
プロデューサーサンッ!ダァムデスヨッ!ダァムッッ!

須金を抜けて錦に向かう道中も景色の良いところで写真を撮りつつ進んでいたのだが、川を撮影中に背後の山の方から獣の荒々しい息づかいが近づいてきているのが聞こえたため、右手にスマホ左手にスマホを入れている財布を持ったままポケットに仕舞う間も惜しんで自転車に跨がり駆け出そうとしたタイミングで銃声が鳴り響き、道路に向かって発砲することは禁じられているためそんなことは無いだろうと思いつつこちらに接近してきていた獣に向かって発砲したと言うことは流れ弾が飛んでくる可能性もゼロでは無いので一目散に駆け出して、ちょうど目前にトンネルがあったのでそのトンネルを抜けた先の広場のようなスペースで一息ついてスマホを仕舞うのだった。

絶妙な寂寥感にそそられる
割とお手軽に味わえる秘境感、お気に入りのルートになりそうな予感がする
橋マニア垂涎の橋がそこかしこ

肝を冷やすような思いをしつつ、道の駅ピュアラインにしきに到着したのは10時過ぎ。だらだら写真撮影を挟んだ割に早く着いたのだが、売店の開く10時は過ぎていたので良しとする。
レストランが開いていれば牛すじ丼を食べたかったので売店で牛すじこんにゃくを買おうかと思ったのだが、大分量が多めだったので次回以降のお楽しみにしようと思い直し、巻き寿司に猪肉の串カツとこんにゃく入りのジビエコロッケを購入。思ったより食いでがあったので満足したものの、レストランのメニューも売店のメニューもまだまだ美味しそうな物があったのでBRM615のときにまた寄りたいなと思ったのだが、閉店時刻が早いので当日はとても間に合いそうもないので別の機会に来るしか無さそうである。

食べる前は追加で何か買うつもりだったが、食べ終わると意外とお腹が膨れた
猪は野生なのに家畜の豚より美味しいとかどういうバグなのだろうか
何のジビエかは分かりかねたが、こんにゃくのアクセントが素晴らしかった

ピュアラインにしきを出てすぐのところに山賊砦の看板があるので実は近辺に有るものだと思っており、登っている最中に意外とどころかかなり本格的に登ることに気付いて精神的にかなり消耗してしまった。
もっとも、ここをBRM615の当日に初めて気付いた場合余計に削られていた気がするので、事前に知れておいたのは収穫だったと思う。

山賊砦への登り、こんなに長いヒルクライムだとは思いもしなかった

山賊砦を越えて島根県に入って以降は津和野まで35kmほどの緩い下り基調が続くのだがずっと向かい風だったのであまり快適とは言えず、津和野から先山口県に戻るまではほぼ下った分と同程度の標高を半分程度の距離で登るため恐らくこのルートは先週作成したルート通り逆回りの方が楽なんだろうななどと考えながら淡々と進む。

柿木から日原に至る道のりは以前ブルベで走った事が有ったのだが、その際は夜間かつ雨が降っていたこともありかなり辛かった記憶しか無く、日中に走るとこんなところだったのかと感心しながら走っていたような気がする。

日原を抜けると後は国道9号を辿って帰宅するだけなので特に書くこともないのだが、相変わらず国道9号は交通量が多くかつこの辺りを走る大型車は自転車を追い越す際に間隔を取ってくれない車輌が多いので気持ち良く走れるルートではないため、ブルベのルートにでも指定されてなければ極力通りたく無い道であった。

津和野を見下ろす展望台、近辺で熊の目撃情報が有るらしいのであんまり落ち着けない
徳佐にあるりんごの駅で買った熟年パイ
熟年と言うだけあってトロトロで美味

当初予定より30km程短くなったおかげで結局5時頃に出発して16時過ぎに帰宅できたのだが、次回以降ピュアラインにしきを目指す場合は徳地経由で津和野に抜けてからの逆回りベースかなと思う。

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