見出し画像

下戸なのに酒器ばかりある

サキノさんは下戸である。
とんとアルコールの代謝に向いていないと見え、一生懸命食べながら飲んだとしてもビール1杯程度が限度で眠くなり、空きっ腹で1杯、または食べながらでも2杯でもう具合が悪くなってくる。度数低いシードルなら数杯気分良く飲める程度。

ビール派の父が飲み足りないからと冷蔵庫から私のシードルを拝借しちゃったときは、父は「ジュースみたいだった」と言っていた。そりゃあそうだよ。

しかし下戸なのにも関わらずおちょこを集めてしまう。ちっちゃくてかわいいものが好きなので……。
今回は盃とあわせていくつか紹介。

楯の川酒造 たてにゃんおちょこ

見ろよかわいい!!
蛇の目が肉球でかわいい!!

酒蔵「楯の川酒造」のオリジナルおちょこ。このネコチャンにはちゃんとモデルがいて、社長さんのお家で飼われてるネコチャンです。ある冬の日に酒蔵の事務所に迷い込んできて保護された…という経緯だった気がする(以前あったアメブロが消えちゃったのでうろ覚え)。

この愛されネコチャン、看板猫として同酒蔵のお酒にグラスにTシャツにと多彩なグッズが展開されておりとてもかわいい。いいぞどんどんやってください。

改めまして、たてにゃんについて🐈✨ 楯の川酒造には、人気の「たてにゃん」という猫のキャラクターがいます。 実はたてにゃんは実在する猫で、ある日突然事務所に迷い込んできたところを家族として迎え入れました。 普段はだいたいお昼寝していますが、...

Posted by 全量純米大吟醸 プレミアム日本酒「楯野川」 on Saturday, December 2, 2023

現在オンラインショップで販売されてるおちょこは絵柄バージョン違いなんですが、こっちもかわいいのでよかったらどうぞ。

ぽんしゅ館オリジナルおちょこ(2勺)

ちっちゃい!

ぽんしゅ館をご存知の人もいるだろう。詳しい説明は公式と新潟市さんに任せます。新潟県に3店舗を構える、新潟の酒とグルメが揃うお店です。

上の記事内でも紹介されていますが、ここの目玉はずらっとサーバーが並び500円で県内酒蔵のお酒が飲み比べできる唎酒番所! 日本酒好きなら是非行くといいぜ!
このおちょこはそこで使われているミニサイズ(36ml)おちょこです。
スタンダードなおちょこよりずいぶん小さめなので、自分にはありがたいサイズ。
下戸すぎて外では日本酒には手が出せないけど、ちょびっと注いで1杯2杯、ポカポカしてきたら寝ちゃえるから、お家でなら大丈夫…!

陶芸家・本間友幸さんの亜鉛結晶釉盃

一目惚れした
外側もまるで霜の窓のよう。伏せて置くと冬の山

長野の陶芸家さんの作品で、数年前にクラフト系イベントで出会い、あまりにもきれいなので買った盃。

亜鉛結晶釉という釉薬を使っており、放射状に成長した酸化亜鉛の結晶がきらきらと霜か星のように表面を覆う。結晶の育ち具合は偶然に左右され、二度と同じ柄の器はできない。
何年か前にNHK朝ドラの「スカーレット」でも登場したようですね。
あまりにもきれいなので「この器にはスパークリングでも色付きでもない、この器にふさわしいような澄んだ吟醸酒をぜひともあわせなくては…!」と思いすぎてあまり使えていない。本末転倒かもしれないがすごくきれいなので満足です。
本間さんちょくちょくクラフトイベントに出店されてるようなので、気になったら探しに行ってみてね。

同氏の薔薇貫入釉の器もめちゃくちゃ綺麗です。

番外編:シェイカー

誰が買ったんだろう…

祖父も祖母も父もビール派だったはずなのになぜか実家にあった。実家の片付けで出てきて捨てるのも忍びなく、なんとなく一人暮らしの新居に持ってきたが、もちろんというか一度も使ったことがない。
そもそもほったらかされすぎて蓋が開かなくなっている。どうしたらいいんだ……食器に5-56使うわけにもいかんし……開ける方法思い当たる方いれば教えて下さい……。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?