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なぜ役者をやめたのか その11


こんにちは。
さきみゃです。
「なぜ役者をやめたのか その10」のつづきです。

私は元々芸能界で女優を10年ほどやっていました。

初対面の方に、以前まではこのことを言っていました。するとみんな口を揃えて「へー、どんなテレビ、CM出てたの?」と興味津々に私に聞きます。

芸能界ってそんなに憧れの職業なんですね。

みんなすぐなれるのに。
と私は思っていました。

そこで、芸能界を今から目指す方のために
私から言えることをご紹介します。 

①芸能人が好きだから女優になってるわけじゃない人もいる
②芸能界に入るのは簡単
③芸能事務所は選んだ方がいい

この3つです。
では順に紹介していきます。


今日は②芸能人になるのはかんたん 
というお話をします☺︎

本編

中学の担任の先生により
私の指針が決まりました。
「ABC」(わからない方は前の記事を読んでね)

卒業して高校生になります。

私は女優の道をもっと極めたいと思いました。
それは、チャレンジしたかったから。
ただそれだけです。

部活動の中に「吹奏楽部」がありましたが、
強豪校でとても忙しそうでした。
そこに行くのも考えましたが、
私は「芸能界」というものに興味を持っていたので
融通の効きやすい「コーラス部」に入りました。

たくさんのオーディションを
片っ端から受けていきました。
②芸能界に入るのはかんたん なのです。
ただ、そこからどう自分を売っていくのかは常に壁になりました。

とりあえず、もらったオーディション情報は
片っ端から書類を送りまくりました。
合格するのは嬉しかったですが、
エキストラや代理ばかり。

エキストラは、ドラマやCMのメインで写っている人たちの背景部分です。
雰囲気を出す役のことで、役名はありません。

代理は、メイン出演の方(桐谷美玲さんや、橋本環奈さんなど)の代理役として、入ります。
カメラの画角の調整や、配置を決める時に、代わりに使われる人のことです。
(こちらは、テレビで放送されることはなく、制作スタッフさん達のの確認用になります。)


話はもどります。

出演時間は、平日のお昼間や深夜。
夜から朝までの時もあります。

今考えると、自分の体力に驚きます笑

平日のお昼間だと学校を休みます。
もちろん、担任の先生には相談していましたが、公欠になることはありませんでした。
(普通の欠席扱い)

そんな感じで、あんまり高校に行った記憶がありません。

深夜に撮影があるときは、
朝そのまま学校へ行き、教室の机で寝てることが多いです。

授業も集中できませんでした。
そんな感じで、成績は下がっていきました。

親はうるさく言うタイプではありませんが、
「成績もうちょっと頑張って😭」
と何回か言われました。

芸能界はがんばっているのに
勉強がんばらないっておかしくない?
と私の中でも疑問が出て。

それからは、
撮影の間にある待ち時間に、
英語の単語を覚えたり、テスト勉強
をしていました。

両立はなかなか厳しかったですが、
スケジュール帳が真っ黒に染まることが
とても快感にもなっていました。

そんな感じで忙しく楽しく
あっというまに高校生活は終わりました。

そして、高3の時にあることが起きます。
これがきっかけでまた私の人生は変わるのです。

今回はここまで。
また今度✨

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