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お試しワーケーション in 長崎 -そのよん- 3歳の保育園留学編

長崎で試みる、家族deお試しワーケーション!!
(昨年の話ですが、ここまでは書き留めておきたいのでお付き合いください〜。既に今年の夏の計画を始めております…🚢)

前回(⇩)は、ワーケーション先で別の保育園に通った6歳の息子(アニ)の体験をまとめましたが、今回は3歳の娘(イモート)のプチ保育園留学についてキロクしようと思います。兄妹でも全然違う体験となり、興味深かったです。

3歳になったばかりのイモートさん

0歳10ヶ月の頃から保育園に通い始め、保育園歴は既に2年。人生の大半を現在通っている保育園で過ごしていますが、転園の経験はないので、新しい環境に飛び込むのは彼女的には今回が初めてのこととなります。

事前にいつもと違う保育園に行ってみるよという話はしていたものの、具体的な想像はつかないらしく、他人事のような反応だったイモートさん。行く前は圧倒的に兄の方がナーバス。

そんなイモート用にも「好きなものアルバム」を作成。創作活動が好きな彼女は、アルバムに入れる好きなものの写真を一緒に選んだり、自分で絵を描いてデコレーションするのも楽しんでくれました。単純に親子で取り組むアクティビティとしても良かったです✨

セブンのましかくプリント活用🌟

DAY 1:初登園

出発前に泣き出す兄の姿を見ながら、彼女なりに何か感じ取っていたのかもしれませんが、特段ぐずったりすることはなく、路面電車に揺られ、坂道をのぼり、保育園まで無事に到着。

後に兄とはクラスが分かれますが、登園場所は同じだったこともあってか、母の心配をよそに案外スムーズに送り出すことができました。イモートはたくましい子なのかもと感心&安堵。

そして仕事をちょこっとして、お昼頃にお迎え・・・

イモートのクラスはお昼寝の時間に入っており、そこには先生に抱っこされ泣いている娘が。

「さっきまでは元気に遊んでたんですけどね〜眠くなってママを思い出して寂しくなったみたいです」と先生。

大丈夫そうに見えたけど、やはり環境が変わって緊張感もあったんだろうな〜と抱っこしながら帰路に。帰りも反応が対照的な兄妹。でも、ま、なんとかなりそう!と期待が募る私でした。

そこからが長い長い戦いの始まりとはつゆ知らず・・・

DAY 2:保育園いや!!

初日はお昼寝の時間までは楽しく過ごしていたとのことだったので、2日目も登園は大丈夫だろうと高をくくっていましたが、出発からぐずりまくりでした。

前日の寂しい気持ちが強く刻まれてしまったようで、それを思い出して「保育園いや!!!」と登園拒否です。およよ、どうしましょ、、、焦る母。既に彼女の心理的安全が乱されており、怒っても火に油をそそぐだけとはわかっているので、なんとか冷静に、寄り添ってあげたいなと思うものの、仕事もあるので、なんとか時間までに連れていきたく、「電車の中Youtube見ていいよ」と奥の手を使いました。

これには渋々応じてくれ、電車は好きな動画を見ることでひとまず落ち着きました。駅からの坂道、ここでどう楽しい気持ちを作っていくかが鍵だと思い、高めのテンションで話を盛り上げようと母は頑張ります。でもそれだけではなかなか盛り上がらず。

その時、目に入ってきた地面にある☆マーク。マンホールのデザインの真ん中に使われていて、数メートルごとに配置してありました。

何かパワーを感じる…?!

ここでキラーンとひらめく私💡

兄妹がハマっているスーパーマリオブラザーズからのインスパイアで、☆を踏んでスーパースターモードになるという遊びを始めました。

これが効果覿面!

二人ともこの遊びに乗ってくれて、☆を見つけては踏んで、あっという間に保育園に到着。

心なしか輝いてるでしょ…?笑

よ〜し、これで平和にバイバイできる・・・なんて考えは甘く、無事に自分の足で保育園まで行くことはできたものの、玄関で立ち往生。ギャン泣きです。寄り添ってみようかと思うものの、タイムアップになってしまったので、最後は抱っこして教室まで。先生に託します🙏


その日はおやつの時間まで預かっていただいたので、どうかしらと恐る恐るお迎えに行くと、クラスのお友だちとキャーキャー遊んでいた娘。朝のギャン泣きからは想像できないくらいの笑顔で楽しそうに過ごしていました。

どうやら兄と一緒に過ごせたら落ち着くかもと先生方が気を利かせてくださって、朝、泣き止まないでいる娘を兄のもとへと連れていってくださったようです。そこから少しずつ落ち着きを取り戻し、遊べるように。笑顔を引き出してくださった先生方に本当に本当に感謝です。

帰りもスーパースターごっこをしながら元気に帰ります。

一応一日の感想をきくと、「泣いちゃったけど、楽しかった!」とのことでした。よかった〜。

兄と過ごせたことで安心できたんだね、と一緒に彼女の気持ちの変化を振り返って、誘導してくれたのは先生だけど、結果的に自分で安心する気持ちを作って切り替えられたのは彼女自身の頑張りだから、そこをめいっぱい祝って(そしてどうか翌日は平和に送り出させてくれと心より祈りながら…笑)。

DAY 3:お休み

3日目は登園拒否がひどくて・・・ではなく、なんと台風直撃だったので、お休みをしてホテルで一日過ごすことに。コンパクトなお部屋に幼児2人と缶詰で過ごすのは(しかも仕事しながら)、これはこれで大変でした(MTGの多い夫は台風の中でしたがコワーキングスペースを求め外出しました)。

遊ぶものもいくつか持っていってはいたものの(トランプ、かるた、ぬりえ、折り紙、射的セット)、なかなか部屋の中で体を動かす活動ができないので、こどもたちの体力が有り余ってしまって仕事をしたい私は何度もガミガミママと化していました苦笑。

途中、近所のコンビニに出かけるのを試みました。雨風はありましたが、建物の裏という距離だったので、その雨風を浴びて面白がりながら走ってコンビニまで。これはこれは非日常的で面白かったし、こどもたちもびしょ濡れになりながら笑っていました。夏だからこその楽しみ方ですね。

DAY 4:最終日

慣れるまでもなく3日目お休みとなり、嫌な予感しかありませんでしたが、案の定最終日も朝から行きたくないと泣いて抵抗するイモートさんがいました。Youtube作戦も使えないと判断し、抱っこして連れ出しタクシーで移動しました。

保育園到着後、この日も玄関でギャン泣きし、あまり時間をかけても落ち着く様子ではなかったので、早い段階で先生にお任せすることに。後ろ髪引かれるところではありましたが、親もオロオロするとこどもも感じとってしまうので、意識的に切り替えます。


最終日はいつも通っている園と同じように夕方まで預かってもらいました。この日もしばらくは泣いていたようでしたが、なんとか切り替えられたようで、お迎えのときには元気いっぱいニコニコな娘さんがいました。

1週間だけの保育園留学。金曜日は山の日で元々お休みだったこともあり、わずか3日という体験でしたが、こどもたちにとっては色々な意味で忘れられない思い出になったかな?

試練はまだ続くんだけどね…




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