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音楽配信サービスは何を与え、何を奪ったか?〜Spotify、Apple、Amazon…

ふだん音楽を聴く際、私は音楽配信サービス(Spotify)を利用しています。
アナログレコードでDJをすることもあるため、ターンテーブルに盤を乗せて聴き入ることもあります。
ですが、9割以上はSpotifyで音楽鑑賞をしています。

冗談抜きで、365日毎日利用するほど、Spotifyに依存してますね。
ちなみにSpotifyを利用してるのは、曲数や使い勝手が良いからです。

音楽配信サービス登場まではCDをPCに入れて、iTunesで聴いてました。
それが3年ほど前から一転、ストリーミングサービスが流行り出し、私もその波に乗りました。
結果、リッピング用のCDは、購入もレンタルもしなくなり、代わりに1億曲近くある音楽の宇宙へ飛ばされたのです。

それから私の音楽生活は、どう変わったか?
まず、未知の曲を知る機会に恵まれました。
それも毎日のように。
元から雑食的な音楽の聴き方をしていましたが、音楽ストリーミングのおかげで、より加速しました。
新譜をすぐ聴けるのも大きいです。
発表と同時に聴ける…とんでもないことですね。

一方で負の側面も。
やはり、雑に聴くことが多くなったように感じられます。
次に、混乱するというか、「何を聴いたら良いのか分からなくなる」という変な現象にも見舞われます。
圧倒的物量の前では、人は思考停止してしまうもので……

そんなことへの対処法はないのか?

冒頭、アナログDJをすると書きましたが、せめてもの対抗策として、レコードを買う機会が増えました。
それを、ながら聴きではなく、目をつぶってじっくり聴く。
私は音質云々をあまり気にしない人間ですが、やはりアナログの方が圧倒的に耳に優しいです。
やはり人間の処理能力が、デジタルではなくアナログで行っているのが大きいのでしょう。
あとはやはり「モノ性」が強烈にあるので、愛着が湧きやすいのです。
もちろん、中身が良くないと愛は生まれませんが。

そんなこんなで、音楽配信を通したことによる、音楽生活の変化を記してみました。
これから利用するなら、サービスはなんでも良いと思います。
Amazon musicの3D再生とか気になるので、試してみたいものです。

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