「花屋と子どもたち」花屋の向こう側
先日のこと、店の奥で仕事をしていると、聞き覚えのある声が、花屋を覗いている事に気づきました。出ていくと久しぶりの友人が、近くまで来たからと、春休み中のお嬢さんと立ち寄ってくれたのでした。
とても嬉しくしばらく立ち話をし、これからどこへ行くのか尋ねると、娘の所望で、手芸屋さんへいくとのこと。せっかくならと、思い当たる近くの手芸店を知らせて、またねと送り出しました。色とりどりの生地、道具、彼女が見たら、どれほど目を輝かせてくれるかしらと、期待を膨らませながら。
きけば、いま暮