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葉山久瑠実という幻のような歌手
何かをきっかけに知って、魅了されて渋谷のど真ん中でのライブも1人で行った
“葉山久瑠実“さん。
生で聞くまでは、狂気的なピアノと歌詞で、少しビビっている自分がいたが、いざ生で彼女のピアノと声を聞いてみると、この人はなんて温かな人なんだろうと思った。
すごく丁寧に鍵盤を触り、丁寧に言葉を紡ぐ。
狂気的な歌詞とは真反対に、そこからは温かな感情を感じ取れた。
そのギャップに私はやられたのだと思う。
真っ直ぐなピアノの音と、そこに乗る彼女の真っ直ぐな気持ちと声、
ものすごくシンプルなその音楽は、他に似たものは一つもなかった。
全くSNSなどどこにも現れないから、私はこの人を今でも“幻“だと思っている。
でも、この音楽を私はこれからもずっと愛するし、愛しぬく。
べつにこの音楽が好きだから、この人が存在してようと、してなかろうと、
どうでもいいけど、
どこかで生きていて欲しい。
曲を聞くと、そう思ってしまう、そんなリアルな人生を、感情を彼女は歌っている。
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