死ぬ前に転職しろ
3年前、朝6時から夜9時までほぼ毎日働いていたことがある。以前書いた「3年前たぶんうつだった」のころである。
結果的に転職し、今の生活は見違えるほど楽になった。転職する決意をしたきっかけを書いていく。
にんにく注射をうった
いつものように、朝6時からエレベーター清掃し、早朝のトイレ巡回をしながら、階段の清掃を同時進行しているとき、階段の踊り場で立ち眩みがした。今までとは全く違う立ち眩み。ものに捕まっていないと立っていられない。
これは、ヤバイ!と思い作業を中断し、事務所に戻った。ぼく以外の社員はいない。休みとかではなく、いない。そう、仲間がいない。アルバイトはいた。もちろんぼくを助けてくれた。が、正社員とアルバイトでは同じ土俵ではない。人として助けてはくれるが、仲間とはまた別。
ぼくは一人でビル内にある病院にいき、元気100倍にんにく注射を人生で初めてうった。
その情熱は必要ではない
にんにく注射をうって、元気が何倍になったかわからないし、体調がすこぶる良くなったかは分からないけど、そもそも自腹で注射をうって働く情熱が必要か考えた。
答えはノー
ここまでボロボロになる必要なんてなくて、休みもなくて、責任だけある。残業時間も100時間。
会社に殺される
ぼくは素直に思った。
すぐに上司に連絡した。
心配の言葉は無かった
上司からは
あと少し頑張れば人員も増えて安定するから
は?
心配しない。
にんにく注射をうって働いていることに、触れもしない。
この瞬間、ちょっぱやで辞めようと決意する。
何度も面談したが、辞めることに対しての意見しか聞けなかった。体調を心配する声は社長ですら無かった。
やばくね?
会社も人も
にんにく注射をうって、1ヶ月後には会社を辞めました。妻も辞めた方が良いといってくれた。娘が中学生になろうとする年なのに。
生きなきゃだめだ
仕事に命をかけるのは間違っている
もし今のあなたがそうなら
全てを捨てて、会社もすてて
いのちを大事にしてください
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