出会いと別れ、そして伝説へ

先月からマッチングアプリを始めた。
そこでの進捗を報告することにする。
※以下参照

普段の生活で出会いがなく始めてみたマッチングアプリだが、やはり優秀。
多くの方とマッチングすることができた。
中にはサクラか業者なのではないかと思われる相手もいたが、そういう相手は実際に会う前に弾くことができた。この手の相手はすぐLINEに移行しようとしたり、なぜか二人きりでは会わないように話を持っていく傾向があるらしいので、皆さんも是非参考にしてほしい。
マッチングしてからはメッセージでのやり取りができ、メッセージを何往復か交わすと通話機能が解放され、さらに交流を深めていくという流れだ。

やっていくうちに、僕は実際に会ったことがない人間とメッセージでやり取りすることがあまり得意ではないと悟ったので、この通話機能に目を付け、「令和の通話師」よろしく通話で実際に会うアポイントを取り付けるという作戦で進めることにした。以下実際のやり取りのケースをいくつか紹介することにする。

Aさんの場合

Aさんは事務職として働く23歳。写真で見る限り、明るそうな雰囲気で好感が持てた。メッセージでも積極的にやり取りしてきてなかなか調子が良さそうだ。Aさんのケースでは、向こうからアポイントが来たため令和の通話師としての手腕を発揮する機会はなかったがむしろ好都合。一応会う前に相手の感触を確かめるため、通話することにした。
いよいよ通話の時間。

僕「準備できました!」
A「すみません、10分ぐらい遅らせられますか?」
僕「はい!」
(30分後)
A「すみません、もう少し待っててください、、」
僕「はい」
(2時間後)
A「すみません、今日無理そうです」

こいつはやる気があるのだろうか。ずいぶんマイペースらしい。
ただ実際に会いたいことには会いたいので、翌日にずらすことにした。

僕「準備できました」
A「今外なんですけど大丈夫です!」
(通話開始)

かなりにぎやかなところにいるようで、ガヤガヤ音が気になって正直会話にならない。「大丈夫ですよ^^」とは言ったものの大丈夫ではない。しまいには電波が悪すぎて途中で切られる始末。マイペースすぎる。結局その日もスケジュールを改めることにした。
3度目の約束にしてようやくまともな通話をすることができ、話してみると写真のイメージ通り明朗快活な方でやはり好印象。実際に会うことにした。

ついにご対面、のはずが待ち合わせでもひと苦労。友達と会うのとはわけが違う。人ごみの中からそれらしき人を見つけることができない。お互いの服装やランドマークなどを目印になんとか会うことができた。
・・・
「ん?あなた誰?」
写真と見た目が全然違う。ほんとにこの人なのか?名前は同じだし会話も辻褄が合うのでどうやら本人らしい。そのあと食事をしたのだが、相手の顔を見るたびに「写真と違うなぁ」という思いが頭を駆け巡る。あんまり人を見た目で判断したくはないが、残念ながらお話にならない。申し訳ないがここまで。

Bさんの場合

Bさんは教育関係で働く23歳。教育関係なんてえっちだなぁ、なんて思いながらやり取りを続けていた。そろそろ会おうと思い、通話を申し込んだ。通話でもそこそこ盛り上がり、さすが教育関係で働いてるだけあって人の話を聞くのが上手いな~、なんて思っていたその時、事件は起きた。

僕「そういえばBさんはどうしてこのアプリ始めたんですか?」
B「友達が欲しくて」
僕「あっ…(察し)、てことは彼氏とかそういうのではない?」
B「そうだねぇ」
僕「は?」

これがマッチングアプリ第三の地雷「友達探し」。友達欲しいとか何なんだよ。解散だ解散!

Cさんの場合

Cさんは建築関係で働く23歳。やり取りも順調で、通話も上手くいき実際に会う運びとなった。珍しい料理をご所望ということでフィリピン料理を食べに行くことにした。お店はかなり当たりでとても美味しい料理を頂くことができた。食事中も会話はまずまず好調。これは今後に期待がかかる。

僕「このあとどうします?僕は夜から別の用事があるんですが」
C「どうしましょうか、解散後に高円寺で古着でも見ようかと思ってました!」
僕(高円寺…!)「僕も高円寺は古着買いによく行きますよ!じゃあ一緒に古着見ます?」
C「いいですね!行きましょうか!あと…」
僕「はい?」
C「高円寺の商店街抜けたところにあるシーシャ屋さんが気になってて」
僕「知ってる店なのでそこも行きましょう!」

これはかなり好調と言うべきだ。世界が自分を中心に回っていると感じた瞬間である。シーシャ屋さん、古着屋巡りをこなしその日は解散。
LINEも交換して、次の予定も仮置きで決めた。
それから音信不通です。女性ってわからないな~。

Dさんの場合

Dさんは病院で働く24歳。同じ歳なので会話もため口で。
プロフィールの自己紹介は何もなく、写真もない。僕はギャンブラーなのでこういうところで期待してしまう。しかも聞いてみると女優を目指しているそうだ。夢を追ってるっていいね、などと思った。良い感じなので通話を申し込んだ。OKが出たのでいざ通話。
まず声がかわいい。何を隠そう僕は声フェチなので一気にゲージがカンストした。

D「さきはらくんはどんな顔が好み?」
僕「は?えっと僕顔はそんなにこだわりなくて、、強いて言えばショートカットが好みかな!」
D「えーほんとに?」
僕「ショートカット?」
D「残念、肩まであるんだ~」
僕「全然OK^^」

顔の好みを聞かれたときは動揺した。本当は目がぱっちりした顔が好みだが、日和って髪型の話に逃げてしまった。まあいい。顔の話を自分からするということは顔に自信があるのだろう。赤保留だ。
会う約束も取り付け、いざご対面。Aさんのトラウマが頭をよぎったが、かわいらしい方だった。安心。カフェに行ってカレーを食べた。とても美味しかったし、その間も会話が弾んだ。
カフェを出たところでもう夕方になっており、夜から吉祥寺で予定があるらしいので吉祥寺に移動。井の頭公園に行ったことがないというので、夕暮れ時の井の頭公園を散歩することにした。散歩しながら彼女が一言。

初めて会った感じがしないね

お、これはこれは。どこかで聞いたような言葉。そう、前の彼女と付き合う前、デートしているときに言われた言葉だ。これは良いことなのか悪いことなのか。僕の方もこれまでやり取りした中でいちばん居心地の良い時間を過ごせたし、たぶん順調にいけばこの人と付き合うのだろう。
LINEを交換し2回目の約束も取り付け、その後もやり取りが続いている。今のところ金保留。

以上がここまでの進捗。
意外と順調で、もしかすると付き合えるかもしれないので、今後の流れも乞うご期待。

#日記 #マッチングアプリ #進捗報告

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