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「装いの力―異性装の日本史」渋谷区立松濤美術館

2022.10.04

歌舞伎から漫画、ドラァグクイーンまで、異性装(女装、男装)の歴史を辿った展示。

▽best
ベルバラの原画


ポスターのどピンクな感じから、oh〜な作品ばかりなのかと緊張しましたが、異性装の文化的背景を時代と照らし合わせながら真面目に解説してくれる、ちゃんとした(?)展示でした。
ドラァグクイーンのキラキラなコーナーはパンチが効いており、生命力を貰えたような気がします。

ドラァグクイーンの写真撮影エリア
ビフォー
アフター
(フラッシュ撮影で顔が変わる)

ベルバラのオスカルのように、女性が男性の役割を身にまとうために男装するのは「異性装」になる。

女性の心を持つ男性が女装することは、肉体的には女装であっても「異性装」ではない…

定義は人それぞれですね。
私は気分によって髪型やスタイルを女性的にしたりメンズライクにしたりと調整可能なタイプなので、あまり性別的なこだわりがない方かもしれません。
古事記のヤマトタケルの女装シーンから歴史が始まる日本ですが、西洋の影響で一時的に異性装や同性愛の締め付けがキツくなったものの、本質的には寛容な方なのかも?

近頃は男女共用デザインの水着ができたり、女子高生がズボンを履くようになったりと、服装の文化がターニングポイントを迎えているような気がします。

女子高生の頃、もしズボンが選べたなら絶対そうしてたな〜!

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