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「いけないのファッション展」ACCESSORY MUSEUM
2022.10.02
タブーに触れたファッションや宝飾品を集めた展示。
社会問題になっているリアルファーだったり、人種差別的デザインだったり、有毒な素材が使用されていたりと、物議を醸す作品がいろいろ。
ノーマルなコレクション数も多く、しかも年代別になっていたので、シンプルにアクセサリー史の勉強にもなりました。
人類の歴史とファッションって密な関係にあるよな…そしてここにも問題が山盛りだったんだな〜と思いました。
装飾品って人間の価値を高めるためのものだから、美を最優先にするあまり代償に歯止めがきかない側面があったのかもなと思いつつ…
アクセサリーに対する熱量は少ない方なのですが、技術力の高さには感心してしまいました。
いつぞやにベルサイユ宮殿へ行った時、あまりの絢爛さにむしろグロテスクな気持ちになったことを思い出しました。どう考えても市民の生活を犠牲にしまくってるのが伝わってきたからかも。
極度な装飾や人間離れした超絶技巧って何か人の心を圧迫してしまうところがあると思います。
▽best
故人の髪を編み、中心にセットしたブローチ
中目黒から歩いて10分ほどの美術館で、広めの一軒家を改装したようなつくりでした。
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「オシャレ割引」という、企画展のテーマに合わせた服装で来館すると値引きになるサービスがあり、今回は「自然」の要素があることが条件でした。私はたまたま花柄ワンピースで適応となりました。
受付の方も来館されてるお客さんもみんなオシャレでした。
いけないの
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色合いや作画の毒々しさが
毒そのものだったという直喩
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鉛は一定量体内に蓄積すると発症し、最悪死に至る
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ルリカワセミなどの鳥の羽が使用される
ふつうの
いけなくないアクセサリーもたくさんありました。
下記の遺髪入りペンダントがなかなか衝撃的だったのですが(これもタブーなやつかと思ったら違いました)、金髪のためか不快感もなく、純粋に故人を偲ぶための美しいブローチでした。
検索したら今でも遺髪入れとしてペンダントとか作れるみたいです。
私はモノに対する執着心がないのでやらないと思いますが、大切な人が亡くなってみないとわからないですね…
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カエルの目がキマっちゃっててよき
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時代の雰囲気を理解する助けになりました
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柄×柄イズ最高〜
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デフォルメ感がすんごく好み
上部中央のセイウチ?の右側のコが
タコさんウィンナーみたいでかわいすぎ
美に犠牲はつきもの…というと官能的な響きでロマンチックですが、私は自分の美のために何かを犠牲にできているのか?という逆説的問いが生まれました。
今度古着屋に行ったとき、ついでにアクセサリーも買おうかと思います。
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