知らぬが仏である事を痛感した話
今日の日記は完全に愚痴、というかぶっちゃけ私怨なんですけど、漫画アプリで読んでて割と面白かったので、電子書籍で単行本を買っていたとある作者さんがいたんですね。作者買いでは無く作品買いだったので、作者の名前とかは特に気にしてはいなかった訳です。
今にして思えばマジで止めておけば良かったのですが、ふとその作者さんは他にどんな作品を描いているのだろうか?と気になって、検索した所、ツイッターのアカウントがトップの方に出てきたのでクリックした所、以下の様な表示が目に飛び込んで来ました。
…えっ? 自分、この作者さんミュートしてたの?
別にカジュアルブロッカーでは無いですが、最近は本当に主にアレやコレ関連でうんざりする事が増えたので、そういった発言をよくする方々をさくっとミュートしていく、カジュアルミューターではある自分です。
大体ミュート、時にはブロックする輩は、どこの馬の骨とも分からぬ一般荒らしか、「フェミニスト」「反差別」「○○まとめ速報」「は○ま寄稿」「社会学者」「情報商材」「せどり」「ヨxist」「インフルエンサー」「バズレシピ」「転売」「月商○○万円達成!」「新聞記者」「幾谷正」「新橋九段」「足立淳」「津田大介」「プラスサイズモデル」といったキーワードをアカウント名・プロフィールに入れてる方々だったりするのですが、件の作者さんは前述キーワードのどれにも当てはまる様な人では無く、そもそもいつ、どの様な理由でミュートしたのかも全く覚えていなかった為、少し調べてみた所…過去に酷く差別的な男性叩きのイラストをアップし、ついでの様に男性ディスな発言をしていた方だった事が分かりました。
…いやこんな事、マジで知りたく無かったんですけど。
その内容も内容で、「優しく無害なフリをして寄ってくる弱い男がアプローチしてくるの本当にキモい」という、弱者男性寄りの自分にとっては、割と直球でディスられてる代物だったんですね。
多分TLのどこかで回って来たというか晒されてて、それを見た自分はイラッとしてミュートしたんだなーと……
何というか、(作品買いとは言え)漫画買う前に作者名でググったりもしなかった迂闊さや、不特定多数に毒吐きかける様な感性の人の作品を面白いと思ってしまった自分の感性にもですが、それ以上に「こんな人の作品を買ってしまった」という事実に割と凹んでる自分自身の弱メンタルに、本当ガッカリしました。
作者と作品は別物だと割り切れるのが大人だと思うのですが、自分はまだまだ未熟だと痛感させられました。その前にも、所謂けもフレ騒動から「あの」けもフレ2に至る一連の経緯ですっかり嫌気が差した結果、あの有名なOP含めたけもフレ関連のキャラクターソングが殆ど聴けなくなるという、作者と作品は別物、と割り切れ無かった事を経験しているので、この件は都合2回目ですね。さすがに3回目は無いようにしたい所です。
結局、自分は「漫画を買う前に事前に下調べをしなかった」という己の迂闊さをかなり後悔して凹みましたし、作者は作者で電子書籍を買う程度の読者を一人失うという、誰も得しない結果となりました。
そう言えば電子書籍って、購入した媒体にもよるのでしょうが、一度購入したものの削除は難しいんですね。まあ普通は買ったものを削除する人なんてそうそう居ないだろうから、当然なんでしょうけども…
クリエイターがSNSでセルフプロモーション活動を行うなんて、今ではすっかり当たり前になった昨今ですが、時には作者の思想と読者の不幸なバッティングがあるのでしょう。まあ今回は自分にも普通に非があるので、
「政治的発言とか社会派な発言をあまりしない人かどうか見極める」
「そもそもクリエイターのSNSなんか一々見ない知らないそんなもの無いと思い込む」
といった、受け手側の自衛努力も必要なのだと思います。
自分は、今回の一件で作者に一々金返せとか言わないしそもそも言及もしない、でも変わらずミュートは続けるし新刊・新作は買わないという一人不買運動を続けるだけですが、中には「裏切られた!」と強烈なアンチ活動に走るアホもいると思います。
それは本当に不幸な事故でしか無いので、ジャンルを問わず色々乱読している自分みたいなタイプは特に、仮に作品が気に入っても作者の事までは一々追わない、そこには寧ろ不幸しか待っていないぞ、という事を心掛け実践する事が、大事なのかも知れませんね。
オマケ
この私怨日記をつらつら書いている時に思い出したのですが、以前、一度も言及した事が無い某きらら系漫画家に先制ブロックされていた事がありました。
読んだ事が無い作品を描いてた人だったので、そこは一安心だったのですが、そんな見ず知らずの人にブロックされる様なアルファでも無いし変な発言暴言をしている自覚も特に無いし、何でだろうなーとその漫画家の発言を追っていった所、所謂真フレ ※1 で尚且つ日本が外国がどうこう言ってるという今どき珍しいぐらいのドネトウヨだったので、寧ろあちらからブロックしてるくれるならありがたいぐらいの「関わり合いになりたくない人」でした。
世の中には、「自分が気に食わない奴をフォローしてたり、ツイートにいいねしているアカウント」を片っ端からブロックしていく輩もいる、と聞いた事があるので、恐らくたつき監督関連で引っかかったんでしょうが、いやもう、その程度でブロックという対話の拒絶をしてくる類の方は、マジで話が通じない可能性が高いので、これに関してはあちらから「自分はアレな人ですよ~」と教えてくれて寧ろラッキーだった、というお話でした。
※1 「けものフレンズ騒動」に関連して、1期の監督であるたつき監督及びそのファンを異常に敵視し、彼らへの誹謗中傷を執拗に繰り返している迷惑アンチ集団の蔑称。
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