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1.メール鑑定は「手紙を書くイメージ」で書く

こんにちは。沙木貴咲です。
「メール鑑定文をどう書くか?」というお話を始めたいと思います。

メール鑑定文を書くときの“お作法”の基本は、「手紙」です。
メール鑑定文は鑑定報告書ではなく、お手紙として書きます。

(サービスの名称がたとえば「あなたの鑑定報告書」で、「あなたの性格」「あなたの恋愛」といった小見出しを設けて報告書っぽく構成するとしても、本文はお手紙として書きます)

でも…連絡手段がLINEとDMとメールになっている今、手紙なんて書かないですよね。
ハイ、私もめったに書きません…(^-^;
年齢が若ければ若いほど、そもそも手紙文化に触れることなく育っているはずで「手紙って何かくの?」と首を傾げる人が多いんじゃないかと思います。

じゃあ、手紙って何なのかというと、私は「用件だけでなく人と人のつながりを目的としたもの」と考えます。


鑑定文を手紙として書くとは?

みなさんはSNSのDMや問い合わせ用のメールアドレスにとんでもないメッセージをもらったことはありませんか?
ナンパや一方的な批判、すでに占い師活動をされている人は、知らない人からいきなり「タダで占って」と言われたことがきっとあるはずです。
コミュニケーションがお手軽になるほど礼儀を欠く人が増えるのかもしれませんが、そういうことをする人だって、手紙では畏まって相手を気遣うものです。

つまり、鑑定文を手紙として書くとは「礼儀正しく、相手を思いやり、優しさを持って書く」ということです。
(ただし「優しさ=甘さ」ではありません)

当たり前のことじゃないか、と仰る方もいると思います。
でも、自分なりに礼儀正しく思いやり優しく書いているはずなのに、メール鑑定の満足度があまり高くないのなら、何か抜け落ちていることがあるのでしょう。

具体的には、こんな書き出しをするとか……

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