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新国立劇場に通う

同じ劇場に高頻度で行くことってあんまりないのですが、10月は酔ひどれ船『エゴ/エバ』で作・演出してくださっている椎名さん出演の「レオポルトシュタット」、11月は同じく『エゴ/エバ』で演出助手してくださっているりゆちゃんがスタッフ参加している「私の一ヶ月」を観に行ったので結果的に毎月通ってるみたいな感じに。

「レオポルトシュタット」はユダヤ人のある一族の三世代に渡っての生き様をひたすらに描いた作品。

舞台の床がまるまるの円形で回るようになっている舞台セット。
客席入った瞬間、舞台セットの豪華さと雰囲気、そして物凄い奥行きに、もうなんだかゾワゾワでした。

そして、2階席だったのですが、分厚いクッションが各席に置いてあって。全然遠い感じしなかった!
むしろこの値段でこんな舞台観せてもらっちゃっていいんですか!?な心持ちでしたσ(^_^;)

物語は(西嶋がカタカナの名前苦手なのもあり)登場人物多かったので、時代が変わった時に「え、この人さっきのあの子と同一人物よね?」とかは全部追いきれなかったですが。

事前に椎名さんが当時の文化とかをレクチャーしてくれていたのと、元々戦時中のユダヤ人の話は映画とかでそれなりに観ていたのもあり、「これわかる!」が多くてスッと入り込めました。

でも一回観てから人物相関図改めて頭に入れてもう一回観たくなりました!

「私の一ヶ月」は日本の現代会話劇。

舞台上が縦に3つに区切られていて、それぞれで同時に物語が進行していく。

それぞれがそれぞれの思いを持って「今」を生きていて。
お話は淡々と進行していくのですが、飽きることなく食い入るように見入りました。

誰もが悪くなくて。でもきっと誰もが悪くて。それって日常でも当たり前に起きているんだけれど意外と無自覚であることが多くて。

床のレシートが本当に切なかった。風鈴の音も。
できるならずーっと見ていたかったなぁ。

短期間に新国立劇場での2作品を拝見して、正直、この価格で(B席は3000円台)このクオリティの作品見られちゃうんだっていう思いが共通して強くて。

最近演劇って全体的にチケット料金上がってるからこそ、改めて背筋が伸びる心持ちでした。

お客さまに時間とお金をいただいて演じるからには。
私も精一杯頑張ります٩(๑❛ᴗ❛๑)۶

そんな『エゴ/エバ』の?チケット予約はこちらから↓

2023年1月
7日(土)13時/18時
8日(日)13時/18時
9日(月)13時/17時

@絵空箱(江戸川橋)

チケット3500円
特典付チケット5500円

※特典は以下の2種類!(storesにて特典のみの購入もできます。追加購入等にご利用ください。)
・出演者4人集合のデカブロマイドに応援している出演者or作家のサインが入ったもの
・上演台本+演出ノート集(紙orデータ)

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