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オペラに触れる

ずっと開校から気になりつつもラインナップがどれも魅力的すぎて。
どれから受けようかなぁなんてのんびり思っている間に3ヶ月も経ってしまった「演劇の学校」。

昨日、いつもお世話になっている一般社団法人 銀座舞台芸術祭の石本さんに「来ちゃいなよ!」とお誘いを受けて急遽参加することに。

大山さんの演技や歌の凄まじさも知っていて、その方から声を学べるなんて願ってもないことなんだけど••

西嶋、オペラほぼ知らんのよ。。
歌もクソ下手っぴなのよ。。高音声量出んのよ。。

それだけに「今回のお誘いを逃したらきっと機会ない気がする!」と思って。笑

予習、ナシ!持ち物(身体動かせる服とか内履きとか必要なのかなと思っていた)の用意、ナシ!でスーツのまま飛び込んできましたσ(^_^;)

結論から言えば、飛び込んでみて本当によかった!
いろんな学びがありました。

◾️ 一役者としての学び

【声の出し方】

前半は台詞の読み。

元々の癖として、声が直線的というか。
前には飛ぶんだけど広がりや深みとは縁遠めで。

ある程度喉が強いからつい無意識に喉頼みにもなっちゃうのが課題だと思っているのですが。

最初自分では変(不自然)に感じても勇気を持って意識する場所を変えていくことによって確かに一瞬なんかスコーンと出た音があって。いつものバズーカ砲みたいな強い音じゃなくて、柔らかいんだけどスコーンな音がなんか、新鮮でした。

【動き】

後半はオペラ「ドン•ジョバンニ」のワンシーンを歌い手•台詞•即興での動きで役割分担してやってみました。

ここでドン•ジョバンニの動きを日本語の台詞を聞きながら、外国語の歌を聞きながら、即興でやったのですが••まぁ、間が、もたない!笑

いかに普段、台詞とか他のいろんなものに頼っているか(逃げているか)が身に染みました。

2回目のチャレンジは1回目よりはよかった気がするけど••難しかったです(ノ_<)

◾️ 一勤め人としての学び

会社なりなんなりに継続して勤めていると、大なり小なり「人を指導•育成する」役割を担わなくてはならなくなる、はず。

思わぬ副産物ではありましたが、その「人の育て方」という意味でも、演劇の学校、すごく勉強になりました。

他の人が台詞や歌にチャレンジする番の時。
いろんな方が参加されているので、それぞれの課題ももちろんバラバラ。
そのそれぞれの参加者に対しての大山さんのアプローチ?切り返し?が見惚れるくらい的確すぎて。スムーズで。

あー、指導者ってこうあるべきなんだろうな。
この差はなんなんだろうな。

って思ってずっと観察していました。

私が思うに、おそらく一番はお持ちのスキルの幅と量がすごーく膨大にあって、それぞれの課題に対して提示できる材料がたくさんあって。

だからこそ指導する上で、あの海のような余裕がある→だからこそ指導される側も安心して一歩踏み出せる、のかなぁと。

それってオペラだから•演劇だからの話ではなくて。
どの業界にいても真似できるマインドだと思うから。

思いがけず仕事にも生かせる学びまでお土産にいただいて帰ってきました。

結論 : オペラわかんなくても楽しい!

いやーほんと、飛び込んでみてよかったです。

声に関してだけでなく、他にもいろいろな学びを得ました。

来月が他の参加予定のワークショップとドン被りで行けないのが無念すぎるのだけれど。。
声、これからも掘り下げていきたいので、8月以降また参加してみようかと思ってます。

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