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自己紹介 | 東大を卒業してすぐ東大に入学した

自己紹介

自己紹介というものを、ぼくはあまり得意とはしていない。それはおそらく、自分がどこにいて、何をしているのか、常に疑問に思っているからだろう。それでも、客観的な事実として、現在のぼく自身について、いくつかの情報を示すことはできる。東京大学理科三類に所属していて、年齢は20代で、職業はAIエンジニア。これが今のぼくの位置座標だ。

ぼくは、東京大学理科一類に現役で合格し、大学では情報系の学部を専攻し、そのまま大学院へと進学した。そして修士2年の夏に、自分の過去と向き合い、閉ざされた未来への窓を開けるため、再び受験の世界に飛び込んだ。そうして、ぼくは半年間の受験勉強を経て、大学院を卒業と同時に、東京大学理科三類に合格した。かつて見た夢の中の風景を、もう一度見るために、ぼくは二度目の東京大学の学生となったのだ。その後、学費を支弁するために、大学は入学と同時に休学し、1年間の時を、AIエンジニアとして過ごした。そして今年の春、ぼくは再び学びの場へと戻る。医師という新たな夢を追いかけるために。

なぜ書くのか

なぜぼくはnoteを書くのか。それは、ぼくがこの世界に確かに存在している、そしてかつて存在していた証を残すためである。言葉を発しなければ、自分がこの世にいなかったことになる。このまま定められたレールの上を走り続けるだけでなく、その中に、少しの不確かさ、一筋のノイズを加えたい。だからこそ、広大なインターネットという砂漠で、ぼくは小さな呻き声を上げることにしたのである。この呻きが、どこかで誰かの人生に微かなノイズとなり、その人生が少しでも良い方向へと変わることができたら、それはとても素晴らしいことだと思う。

取り扱う話題について

このnoteでは、ぼく自身の人生について語ろうと思う。同じ大学を出て、再び入学するという、普通ではない選択をした人間の、その動機とこれからについて。ひとつの特殊な人生のサンプルとして、これを読んでくれたあなたに新たな選択肢を考えさせ、少しでも視界を広げることができたのなら、望外の極みである。

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