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親切にしてくれてありがとうおじさん

ロンドンで迷子になったとき、たくさんの人に、目的地への行き方を聞いたけど、みんな優しく笑顔で話してくれました。

パディントン駅のチケットセンターで、
「あの駅に行くんだよ」
と(強面な感じのおじさんに)言われて、スペルをメモしようと聞き直していたら、

隣にいたおじさんが
「ぼくが書いてあげるよ!スペルちょっと違うかもしれないけどね。」
と書いてくれました。

その駅で使えるチケットとは全く違うのを持って、駅員のお兄さんに
“I’m lost.”
と助けを求めたときは、改札を通る私の荷物を一緒に運んでくれました。

日本で私、こうやって誰かに声をかけられるだろうかと考えました。
自分がばっちり知っていることだったらまだいいけど、そうでないことについては声をかけられないと思います。多分声かけません。

大丈夫かな…と自分にできるかぎり優しい目を向けながら去ります。

間違えたら…とか相手にとってそんなに必要な手助けじゃなかったら…とか考えてしまって。

でも、自分が困る側になって、他の人の親切が心に沁みました。

自分が困っていないときに、何か困ってる?と声をかけてもらえたこともあります。

気にかけてもらえたことが嬉しかったです。

声をかけられるのちょっとな…と思う人もいるかもしれないけど…
それでも、自分ができるときは間違うことは気にせず声をかけられるようになりたいなと思いました。

このパディントンを撮った後
チケットセンターに行き、
強面なおじさんに
「このチケット使えないよ」と言い捨てられて
絶望する。

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