VRが一部の人の技術であることとDMMの凋落

雑な仮定を基にして妄想に近い推測をしてみよう。

「このままVR技術が一部の技術的な人だけの高級な娯楽であり続けると、最終的にDMMが死んだりする」

ビデオデッキの一般への広い普及には、背景にアダルトビデオがあることは有名な話。時代が進み、次のインターネットの普及には、当然ポルノサイトの存在がある。と来ればVRの普及のためにはVRエロ動画が必要になるわけで、販売最大手であるDMMがそこで果たす役割は大きい。

ところがここで因果の逆転が起きている。
若くて新技術にアンテナを張っている、一般への普及に一役買う人、すなわちオタクだが、この人たちが現実の人間(AV女優を含む)にあまり興味を抱いていない。
彼らの性の対象は2次元の美少女なので、VRエロ動画が訴求力を持っていない。(VRエロには2次元ものもあるじゃんってのは分かるが、結局エロは現実の女性を使ったシノギだ)
そのためVR技術は、このオタクたちをエロパワーで一気に囲い込み技術発展するという従来のやり方を使えず、VR技術の発展は傍目に従来技術より鈍足である。

じゃあ代わりにオッサンが先導していくかと言うと、しない。新たなフロンティア開拓などオッサンはしない。たまに顔を出して若いオタクの手で整備された新技術に触れて、「技術はここまで来たか~」なんて数言呟いては、また慣れ親しんだ旧技術に帰っていく。オッサンは既存のAVで十分なのだ。

ただ、オッサンは若いオタクより先に死ぬ。命はまだまだ先にしても性欲はもうすぐ死ぬ。するとDMMは年寄り臭い趣向物が古臭い形式で販売されている場所となり、先細っていく。

なので2次元3DVRAVの展開が進まないと、VRは一部の人の間で(現代社会の驚異的な情報速度を考慮すると)ゆっくりと進歩するだけだし、DMMは田舎の喫茶店になって紆余曲折の末に死ぬ。


まあ俺はそれでいいんだけどね、大衆化なんて面倒なパンピーが畑荒らしに来ることと同義だし。2次元のオタクだし。やっぱりDMMよりDL Site.comだよね!

おわり

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