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【#2】生理痛で失神…経験者が語る生理トラブル①【子宮腺筋症】

読了目安時間:5-7分

★子宮腺筋症とは ★生理痛で失神、、、経験者が語る子宮腺筋症のつらさ ★どんな検査や治療をするの?

こんにちは!

今回は『今こそ考えたい「女性の健康」』第2回として、治療が必要な生理トラブルの中でも

子宮腺筋症(しきゅうせんきんしょう)


について書いていきます!専門的なことはググればわかる時代だからこそ、今回は経験者へのインタビューです!!!

さっそく始めていきましょう!

※第一回はこちら↓↓

子宮腺筋症とは

子宮腺筋症とは、子宮内膜に類似する組織が子宮の壁である子宮筋層内で増殖し、子宮全体または筋層の一部が厚くなり、子宮が大きく腫れて炎症する病気。強い月経痛や過多月経が主な症状。好発年齢は30代以降。詳細は以下記事。

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「20代関係なくないか?」と思った方もいるのではないでしょうか!しかしながら、あくまでかかりやすい年齢なので20代でもかかってる人はいます。そしてこの病気は症状がひどくなると、生理痛が本当にヤバいらしいです。

・・・ということで、実際に20代前半で子宮腺筋症が見つかり、治療を受けている先輩にインタビューしてきました!!

★協力してくれたのは・・・筆者の2つ年上の先輩Nさん(25歳)。23歳の時に子宮腺筋症が見つかり、2年ほど婦人科で治療を受けているとのこと。※個人情報のため、詳細は年齢のみの公表といたします※

生理痛で失神、、、経験者が語る子宮腺筋症のつらさ


Nさん:子宮腺筋症はヤバい痛みが特徴かなあと思ってる!市販の鎮痛剤も効いてるか微妙で、量も多いから毎月数日死んだように寝込むしかなくて・・・・

筆者:痛み止めつかって耐えてごまかすのめっちゃわかります!でも寝込むほどとは大変でしたね。生理痛から子宮腺筋症が見つかったんですか??

Nさん:そう。ある日、自分でもびっくりしたけど

生理痛に耐えきれず家で失神しちゃって、、、、。

生理休暇貰ってたから大事にはならなかったけどさすがにヤバイかなと思って病院行ってって感じ。

筆者:生理痛で失神は初めて聞きました(驚)

Nさん:失神する前に病院行けばよかったんだけどね!笑 私の場合は、市販薬をとりあえず飲んで寝てたんだけど、やっぱり耐えられない痛みは一回病院で診てもらったほうがいいなって切実に思ったよ~治療しないとどんどん悪化する病気らしいし!

筆者:先輩の思いは私が代わりにしっかり伝えてきます!!!!(使命感)


どんな検査や治療をするの?


筆者:病院ではどんな検査とか治療を受けてますか?

Nさん:症状にもよるけど、定期的に超音波検査をして子宮の状態の変化を超音波の画像で見てもらってる。あとはたまに痛みの数値をみるために採血をするくらいで年齢的にも基本は薬かなー。

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超音波検査:↑のような椅子に座って受ける検査。椅子は自動に倒れて、超音波カメラを挿入して撮影するために脚も広がるようになってる。ショーツ脱いで脚広げるの恥ずかしいわ!!!!って人がいるかもしれないけど、カーテンで隠してもらえる安心安全スタイル。それでもやだなって思ったら病院に相談すれば腰回りに布(スカートみたいなやつ)を巻きつけた状態でできたりする。あと女医さんしかいない病院で受けるのもおススメ。

筆者:薬ってつまり低用量ピルですか?

Nさん:そうそう、今はピルを保険適用で処方してもらってる。あと処方薬の鎮痛剤ももらってるよ。ただ、私の場合は合う薬が見つかるまでにピル以外の薬(ホルモンの種類や配合が違う薬)も含めていろんな薬を試してて、、、

筆者:というと、副作用がきつかった感じですか?

Nさん:そう!(即答)今は合う薬で副作用は最小限だし、生理痛もかなりましになった!副作用の出方は人それぞれ!薬選びや治療は長期的なので、心配な人は早めに診察を受けて適切な治療を早めに始めてもらいたいなって思います。

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筆者:(このあと読者へメッセージ聞こうと思ってたけどもう聞けちゃったな、、そしてこれめっちゃ大事なことばだな、メモメモ)経験者の言葉はやっぱり説得力がかなりありますね。しっかりお聞きしたことを役に立てたいと思います。ありがとうございました!


インタビューまとめ

■子宮腺筋症は失神するほど強い生理痛を起こすこともある!

■放置は悪化するうえ、治療に時間がかかるので、痛みなどトラブルを放置しないことが一番大事!

■治療は基本はピルでできるし、治療するれば痛みはましになる!!

・・・いかがでしたか?もし心当たりがある方や不安になった方がいたら婦人科に相談してみてください!!受診の目安は第4回に改めて取り上げます!!


※今回の例はあくまでNさんの場合のため、治療方法や症状については個人差があります。


次回は子宮内膜症について取り上げます!

こちらは筆者がバリバリの当事者なので経験者としてなるべく参考になるような情報をいろいろぶっちゃけたいと思います!


第2回はここまで!次回もお楽しみに!!

ここまで読んでくださりありがとうございました!Nさんインタビューご協力ありがとうございました!


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