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オンライン全盛期の時代に、対面ミーティングをしてみたら

こんにちは、3人だけの小さな会社で働き方を試行錯誤している、sakiと申します。

この記事は、ふだん完全リモートでオンラインミーティングばかりしているわたしが、先日対面ミーティングをしてみて、ふだんのミーティングとの違いや、対面ミーティングの意味を考えたので、シェアしたくて書きました。

楽しかった、ランチミーティングの帰りみち。

対面で生じやすい雑談の、ほんとうの意味と、オンラインだとどうして雑談が生まれにくいのか?という疑問がぽこぽこ浮かんできたのでした。

💡この記事はツイン記事です。
同じテーマについて、しゅうともとsakiの二人で別角度から書いた記事になります。

この記事単体でも読んでいただけますが、ツイン記事のもう一つの片割れ記事を読んでいただけると、

「上司はこんなふうに考えてたけど、部下はこんなふうに受け取ってたのか!」
みたいな感じで気づきが増えるはず!

👩 会社における二人の属性紹介

saki…上司/雇用側。年下。雇用上では正社員
しゅうとも…部下側。年上。雇用上はパート社員

👆の元々の属性や立場を超えて、ふたりを中心に新しい事業をすすめる協力体制を取るために働き方を模索しています。

noteもその取り組みのひとつであり、上司/部下の関係性を変えるために取り組んだ記録を書いています。

しゅうともさん側のツイン記事はこちら:


対面ミーティングしたいです!の提案を受けて

ミーティングのお相手は、同じ会社で一緒にこのnoteマガジンを運営しているしゅうともさんです。

雇用上の関係性は上司(雇用側、わたし、正社員)と、部下(しゅうともさん、パート)という感じですが、この数ヶ月関係性を変えたい!もっとざっくばらんに意見やアイデアを出してもらえる関係になりたい!ということでいろいろと取り組んできて(こちらの取り組みについてはおいおいこのnoteで振り返りたいと思います)、今では一緒にnoteを運営したり、新しくウェブマーケティングの仕組みをつくったりと、協力者(というとコナンに出てくる公安の協力者みたいですが…わからなかったらすみません…笑) のような、バディー?のような関係性になってきたのでは、と自負しています。

さて、詳しくは前回のしゅうともさんの記事にシェアされていますが、そんなバディー?のような関係性を受けてか、先日、しゅうともさんの方から提案を受けて、対面ミーティング(ランチを食べながらこのnoteの方向性や、ウェブマーケの仕組みづくりの進め方)をしました。

上記の記事を受けて(確認お願いします、と見せていただいた記事にフィードバックしようとslack書いてる中で思ったことです)思った、オンラインミーティングと比べたときの対面ミーティングの意味とか良さはやはり、

ちょっとした好き、とか共通点が見つかりやすく、オープンハートを実現しやすい

ということかなと思います。

なぜ私たちには雑談が必要なのか

駅で待ち合わせして、お店まで歩いて、レストランでランチを食べて…といった一連の行動をしゅうともさんと一緒にしている中で、自然と、

今日あたたかいですね、とか

私、11月が好きで、とか

店員さんみんなイケメンですよね…! もはやイケメンしか採用されないんじゃ…!?、とか、

レモネード美味しいですね、とか、

そういう、誰かと同じ空間にいるときに自然と発生するような、雑談が出てきました。

こうした雑談を通じて、私たち(人間)は、

「あなたと同じものを見ています」

「あなたと同じものを見て、同じことを思っています」

「あなたと同じものを食べて、美味しいと感じています」

といった、「あなたと私は同じ仲間ですよ」といった、メタメッセージを交換しているのだと思います。

(こういう話は内田樹氏の本でよく読んだ気がするのですが、具体的な本を思い出せません… 😅)

オンラインで雑談しないのは、「不要な情報」がないから

対面ミーティングをやってみて、普段のオンラインだと、こうした雑談って意外に生まれにくいなと気づきました。

それもそのはず、オンラインで視界にうつるのって、

  • 相手の顔(そして自分の顔)

  • シェアスクリーンしている場合は、PCの画面とか

だけで、しかもPCの画面って、基本的に、必要な情報しかのっていないですよね。
(資料とか、サイトとか、必要な情報を見せるためにシェアスクリーンしているので)

相手の顔も、プライバシー保護のため、背景フィルタをかけている人が多いと思います(私も背景ぼかしてます)。

つまり、対面ミーティングで得られるような、

空、雲の様子

日差し

お店の中の様子

ごはんの美味しさ

など、 一見ミーティングにいらなさそうな、不必要な情報が、欠けているんです。

特に、触覚(暑いですね、寒いですね)や、味覚嗅覚(これ美味しいですね)など、視覚意外の情報は、どうしても欠けてしまう。

結果、身の回りの空間や、食べ物の情報、つまり「あなたと私は同じものを見ています、同じ場所にいます、同じものを食べています」といった、メタメッセージが生まれにくく、

どうも後輩との距離が縮まなかったり、
同僚となかなか打ち解けて話せなかったり、

といったことが起こるのでは、と思いました。

五感を用いたやりとりと、オープンハート

ここからは仮説ですが、「寒いですね」「これ美味しいですね」といった、五感すべてを使ったやりとりを続けていくと、

オープンハート = 心理的距離が縮まったり、いろいろ話すことに抵抗感がなくなって、

より、意見を言いやすかったり、相談しやすかったりするのだと思います。

とはいえ、じゃあすべてのミーティングを対面に!というのも、コロナの関係上難しいし、行き帰りの時間が発生したり、遠くの人はなかなか会えないので、それはそれで非効率。

オンラインミーティングがデフォルトになったからこそ、対面ミーティングの意味合いも研ぎ澄まされるので、

もし、今のこの会社やチームで対面ミーティングをするなら、どんなかたちがベストで、どんなかたちだとみんな参加したい、って思ってくれるだろうか


と、考えてみるといいのかな、と思いました。

以下はこのあいだの私たちのチームのミーティング例です。

  • 対面ミーティングで何をするのか
    →このnoteの方向性と、ウェブマーケ仕組みづくりの進め方について話し合う

  • ごはんは一緒に食べるか
    →食べる。ふたりとも子育て中なのでランチにする。

  • メモはどうとる?
    →ランチ中にPC広げるのもなんなので、ふたりともipad持参。わたしが手書きでメモ

  • 普段のミーティングとどう棲み分ける?
    →普段はやってるtodo管理や進捗の確認など、直近のことについて話し合うのはなしにした。
    ふだんはゆっくり時間の取れない、未来の話(方向性の話)をする。

  • 頻度はどうする?
    →決まっていないけれど、個人的には半年前後置きくらいが良いと感じた。
    オンラインミーティングは逆に、雑談が発生しにくいので、限られた時間の中でサクサクと効率的に、直近の具体的なやるべきこと、について話し合うのに向いているな、と感じています。
    うちのチームは、少し未来の目標や方向性について話し合う習慣がない…という場合は、
    勉強会を開催して、それをときたま対面でやると良さそう、と、
    アイデアベースですが、これを書きながら思いつきました。

オンラインミーティングがデファクト・スタンダードになったからこそ

対面ミーティングといっても、それを開催するメンバーとのふだんの関係性に影響するので、

一概にこれが良い、というのはないと思います。

ただ、上記で書いたように、オンラインミーティングがデファクト・スタンダードになったからこその、

対面ミーティングだからこその、意味合いは確実に存在するので、

自分たちだったら、その意味合いはなんだろう?と
考えるきっかけになれば嬉しいです!

saki


働き方をほぐすメディア(仮)は、月に3回、同じ会社で働くSAKIとしゅうとも自身の働く・生きる経験をベースに、読んでくださる方と一緒にこれからの働き方を考えたくてnoteを書いています。

次回のnoteは12月30日に更新予定です。 それではまた次のnoteでお会いしましょう〜!


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