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子育てと仕事~理想と現実のあいだ~

こんにちは、sakiです。

今回のnoteでは、もうすぐ3歳になる息子がいるわたしの、子どもを見ながら働きたかった、という思いについてシェアします。

出産前の想い「子供と一緒に働きたかった」

以前の記事で、このnoteを一緒に運営している同僚のしゅうともさんが、生後5ヶ月の子どもを抱えながら新しい仕事を始めた、という内容をシェアしてくれました。

3年ほど前、今の会社はわたしの親とわたしのふたりだけで、わたしが経理とかやったりして手伝っていたのですが、もうすぐ出産、ってときに、さすがに大変だなあ…となり、アルバイトの方を募集して、応募してくれたのがしゅうともさんでした。

採用にお金もかけられず、声をかけれそうな知り合いも特におらず…という中で、無料で掲載できたindeedと、ジモティーと、あとわたし個人のnoteにダメ元で投稿したところ、note経由で連絡くれたのです。

そのきっかけとなったのが、「一緒に子供を見ながらお仕事しましょう~」というメッセージだったとのことなので、どんなことを実際募集のところで書いていたのか、引っ張り出してきました。

私と一緒に小さな子どもを見ながら、または子どもの側でリモートワークしながら一緒に働いてくれるママさんを探しています。

この度子どもを授かりまして、それに合わせて秋から産休に入ります。

現在はフリーの仕事や自宅本屋と合わせて、家族経営の会社でプログラミング、その他経理労務全般の業務をしているのですが、さすがに産休、その後の子育てがあるとなると人が足りないなあ...となり、アルバイトを募集しようとなりました。

生後すぐ保育園に預けることや、ベビーシッターを探すことも考えましたが、できることなら子どもの面倒を見ながら働きたい...そんなことを思っていたところ、ふと、同じように小さい子どものいるママさんと、子どもの面倒を見ながら一緒に働けたらいいな...!と思ったのです。

赤ちゃんとふたりきりの生活は、ときに息が詰まってしまうというのもよく聞きます。一緒に面倒を見ながら働けたら、そうした子育ての悩みや課題もある程度共有したり解決したりできるんじゃないかな...とも思っています。

そうだ、わたし、子ども見ながら働きたかったんだ。

出産前に抱いていた、そんな思いを思い出しました。

子育てしながら働くということ

もともと、子どもを授かる前から、子どもを朝はやく保育園にあずけて、出社して、満員電車で帰ってきて、暗くなったころ子どもを迎えにいって、家帰ってごはんつくって、といった、バリバリフルタイムで子育てをしている自分がどうしても想像できなくて、心身ともに疲弊して倒れる自分しか想像できなくて、でも働いてお金を稼がなきゃいけない、ちょこちょこでもいいから80歳くらいまで細く長く働きたい、って思っていたので、大学生のころから漠然と、家で働ける仕事、時間に融通がききやすいフリーランス、といった働き方がしたいな、と思っていました。

実際就職せずに卒業して(結婚したからできた選択でしたが)、バイトとかしながらフリーランスのライターになって、民泊とかもしてみて、今は親の会社でエンジニアしている…という感じになったのですが、コロナになったのもありますが、昔漠然と思い描いていた、家で仕事、とか、時間の融通がきく、という仕事をさせてもらいながら、子どもを育てることができています。

子供が生まれてからの心情の変化

赤ちゃんのころはともかく、大きくなった今(3歳)は、子どもを見ながら仕事なんてできなかったな、と思うのが正直なところです(30秒に一回くらいママきて~!って呼ばれるので)。

結局、産前に抱いていた、子どもを見ながら仕事をしたかった、という気持ちとは裏腹に、保育園に入れるようにするために、生後半年から保育園にあずけ始めました。現在、週5日9時16時で仕事をしていますが、子どもが小さいうちは、もう少し仕事の時間を少なくして、子育てしたかったな、という気持ちもあります。

子どもが0歳とか、1,2歳とか、小さいころは、子育てメインでしたいけれど、ちょこちょこ仕事したい、とか、夫婦で3年ほど育休取れたらいいのに、でも仕事もちょこちょこできたらいいのに、そのために週2日午前だけ子どもを預かってくれる、とか、そういう柔軟さがあればいいのに、というのが、理想でした。

そんな子どもももうすぐ3歳で、いまは元気に保育園に通ってくれていてありがたいし、長時間預かってくれるところがあってありがたいな、とほんとうに思うのですが、「長時間子どもを預けてたくさん働くか、さもなくば一切仕事をしないか」といった両極端な2択しか、子どもが小さいうちはないのが、なんだか社会的にもすごく窮屈だな、と感じています。パパ側は、育休普及したとしてもせいぜい1週間〜1ヶ月程度と、それこそ子育てから「疎外」されているな。ともやもやします。

育休取れることがありがたい、
保育園入れるのがありがたい、
子ども生まれて仕事続けられてありがたい、
仕事をやめれる選択ができる、
経済的余裕があってありがたい。

夫婦で育休3年も取って、でも高いお金払わずにちょこちょこ子ども預けられて、ちょこちょこ仕事も継続できたり、育休中に副業始められたり大学に通えたりする…そんなのは甘い考えで、ただの理想論でしょ、という感じかもしれませんが、「長時間子どもを預けてたくさん働くか、さもなくば一切仕事をせずワンオペで子育てするか」という2択しかないというのは、非常にハードモードというか、シンプルに、選択肢が少なすぎない?と思うのです。

子育てもしたいし、仕事もしたい、ってなったときは、いろんなやり方や選択肢がもっとあってもいいと思うし、そういう選択肢を、ちょこちょこつくっていきたいな、とも思います。

3年前、上記のような募集をしたのは、そんな思いが背景にあったんだな、と、書きながら思いが整理されました。

実際、わたしが理想だな、と思ったしゅうともさんの働き方は、しゅうともさんにとっては実際やるとなると難しい部分ももちろんあったとのことなので、そういうところを、一緒に考えながら、ひとりひとりが心地よい、と思える働き方を、小さいところからつくっていきたいな、と思って仕事しています。

あなたは、今日一日自由に仕事していいよってなったら、どんなふうに働く一日にしたいですか?

コメント欄でおしえてもらえると嬉しいです!


働き方をほぐすメディア(仮)は、月に3回、わたしたち自身の働く・生きる経験をベースに、読んでくださる方と一緒にこれからの働き方を考えたくてnoteを書いています。

次回は10月30日に投稿予定です。それではまた、次回のnoteでお会いしましょう!

saki

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