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ディズニーバックグラウンドストーリー①

 ディズニーに魅了されている筆者です。
 今日は、「バックグラウンドストーリー」についてです。第一弾は、アメリカンウォーターフロント。ディズニーシーの中でも、アラビアンコーストと並んで、私が大好きなエリアです。東京ディズニーリゾート公式のブログを参考にしました。気になった方は下のリンクからどうぞ。

https://www.tokyodisneyresort.jp/tdrblog/category/1130/



アメリカンウォーターフロント

 まずは、アメリカンウォーターフロントについて、簡単におさらい。
 東京ディズニーシーには、それぞれテーマの異なる7つのエリアがあります。(2024年6月6日に8つ目のテーマポート「ファンタジースプリングス」がオープンします。)その中の1つが、アメリカンウォーターフロントです。20世紀初頭のアメリカをテーマに、活気あふれる港町「ニューヨーク」と静かな漁村「ケープコッド」の2つのエリアがあります。

バックグラウンドストーリー

2人の実業家

 アメリカンウォーターフロントを象徴する、「ホテルハイタワー(タワー・オブ・テラー」と「S.S.コロンビア号」。この2つにまつわる2人の実業家とそのストーリーを紹介します。


まずは、ホテルハイタワー。現在は、タワー・オブ・テラーと呼ばれているこのホテル。1892年に、ハリソン・ハイタワー三世により創立。彼は、熱狂的な文化的遺産の収集家であり、アフリカの秘境で「シリキ・ウトゥンドゥ」という呪いの偶像を手に入れました。しかし、この偶像が原因で、ハイタワー三世は1899年12月31日、ホテルで開かれた記者会見の後に、失踪し行方不明となりました。この事件の後、ホテルはしばらく閉鎖されていましたが、1912年ニューヨーク市保存協会により、ホテルの見学ツアーが始まりました。ホテル内では、彼の収集品を見ることができます。


 次に、S.S.コロンビア号。アメリカンウォーターフロントのニューヨークの人々にとって、憧れの豪華客船です。この豪華客船と他2隻の客船を所有、運航しているのが、「U.S.スチームシップカンパニー」です。そして、この会社のオーナーが、ハイタワー三世のライバルである、コーネリアス・エンディコット三世です。彼は、彼の父親のつくった新聞社「ニューヨーク・グローブ通信」も所有しています。新聞社のメインオフィスは、ビッグバンドビートが公演されている、ブロードウェイ・ミュージックシアターの左隣にあります。また、彼の娘はニューヨーク市保存協会の会長を務めています。



ウォーターフロントパーク

 タワー・オブ・テラーの目の前に広がる、ウォーターフロントパーク。広場の中央部に、地面から水が噴き出している場所があるのですが、これにも、バックグラウンドストーリーがあります。


 1898年のある夏の日。広場のレンガが、大きな岩によって押し上げているた。原因を解明するために、作業員がつるはしを振り下ろすと、突然水しぶきがあがった。一時、公園を閉鎖し調査を行ったところ、この水はハドソン川から流れ込んできた地下水であることが分かった。水流の満ち引きによって断続的に噴き出す、この水しぶきに公園の職員は、悩んでいたが、ニューヨーク市水道局の技術者が水流をコントロールすることに成功。そして、いくつもの噴出口を作って、さまざまなパターンの水しぶきを出せるようにしました。


最後に

 とてつもない文量になりそうなので、今回はこのあたりで終わりです。他にもたくさん紹介しきれなかったバックグラウンドストーリーがあります。細部までこだわってつくられたディズニーテーマパーク。魅力的なアトラクションやキャラクターに夢中になるのもよいですが、アトラクションの待ち時間や休憩しているときには、バックグラウンドストーリーを、感じてみてください。

余談

 皆さんは、パーク内ではエリアごとに異なるBGMが流れているのですが、知っていますか。おなじみのディズニーソングがアレンジされていたり、聴きなじみのある曲が流れていたりします。私は、東京ディズニーシーのアラビアンコーストと東京ディズニーランドのワールドバザールのBGMが好きです。パークを訪れたときには、BGMに耳を澄ませてみるのもいいかもしれませんね。
 もう1つ。ディズニーシーにはテーマポートごとに、テーマソングがあります。こちらもすてきな曲ばかりですので、聴いてみてください。
こちらは、新しくオープンするファンタジースプリングスのテーマ曲です。

パークBGM、テーマソング、いずれもYouTubeで聴くことができるので、興味があればきいてみてください。


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