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挫折ばかりの練習、憧れは憧れとして✧

こんにちは、sakiです。
桜前線をチェックして、すごくいい時期に桜の名所に行けました!
お花見という季節の行楽を満喫した新年度の幕開けとなり、
また新たに頑張る、ぞ☆ と、いう気持ちで励んでおります!!

今回は、そんな気持ちのいい気分で絵を描くために、憧れていること、本当に描きたいものについてお話しさせて頂きます🙏その過程には挫折もあり、山あり谷ありと行きついた今です。


好きな絵柄の方向性の真逆さ

私は本当に好きなテイストがたくさんあります。
子供の頃ハマった、この先生のおかげで絵を始めた、練習頑張った、というところだと、「CLAMP先生」「峰倉かずや先生」「押上美猫先生」です。
今ももちろん自分の中に受け継がれていることだろうと思います。

そこを踏まえた上で、最近は有名なところで言うと
「ミッフィー」
太めの黒い線と白色だけで表現されているとてもシンプルで整った形、大人になってからあの可愛さに目覚めました。
「ノラネコぐんだん」
同じようにシンプルな絵本のキャラクター。なんとも言えない表情とバランスの難しい立ち姿や正座した姿が本当に可愛い。
「ヒグチユウコさん」
繊細な描き込みの多さと、独特な世界観がたまりません。
「宝井理人さん」
BL漫画家さん、すらっとした線が細く知的な印象の男性が魅力的です。
「槙ようこさん」
引退されてしまいましたが、りぼんで連載されていた少女漫画家さん、高校生のスタイルの良さとかとにかくセンスが好きです。男の子はかっこよく、女の子は可愛く笑顔が太陽のよう・・まさに私の中のTHE少女漫画。
「井上雄彦さん」
スラムダンクは忘れられません。画集が本当にお手本でした。
「冨樫義博さん」
幽遊白書の蔵馬の登場はやばかったです、こんな美少年がかけるなんて・・・レベルEも美しかった・・・。ノブナガの横顔とか鼻が高くて丸い後頭部とあの目のバランスも素敵です。
「黒星紅白さん」
最初はサモンナイトで可愛いと思いました。マットな色合いと言うんでしょうか、しっとり感が好きです、丸みのある頭とスリムな手足が理想的です。
「ワダアルコさん」
FGOで知りました。特徴のある大きな目が印象的で、また手足はスリムで衣装デザインがすごい大胆だなと思います。男の子も可愛い!

・・・誰もがご存知そうなところでお名前をあげさせて頂きました。宝井先生から集英社の先生方は最近でもないですが、連載当時の少年誌でご活躍されていた先生方にはとても影響を受けていて、BLEACHの久保帯人先生やアイシールドの村田雄介先生の漫画の描き込みに悶えました。黒のつけペンだけでこんな描き分け、表現ができるのか✨と!
そういえば名画界?で言うと「ミュシャ」が一番好きです。あとは、Xで繋がって頂いている方や、一方的にファンをやらせて頂いている方にも好きなテイストを描かれるイラストレーターさんが本当にたくさんいます。
まだ出会えていないだけで、もっとたくさん好きなタイプの絵を描く方がおられることでしょう、楽しいですね🙌

さ、「ミッフィー」のようなシンプルなデザインから「ヒグチユウコさん」のような独特な世界観と描き込みの多いデザイン、「ワダアルコさん」のような目が大きくまさにアニメの美少女のようなイラスト・・・・自分の絵の方向性に迷わないわけがない!!!!

衝撃的だったコピック

子供の頃の衝撃的な出会いは忘れられないものです。
その時に見た技術に憧れ続けています。
コピックのインクを垂らす塗り方。これは私にとって衝撃的でした。
雑誌でメイキングを見たのか、その方の作品をたくさん見たのか、もう覚えていないのですが、原液を垂らして滲ませるって使い方、お小遣いのない小学生には酷でした。
でもそれ以上に幻想的で本当に素敵な、素晴らしい印象を心に刻まれた作品でした。
子供すぎて作家さんのお名前は覚えていないので申し訳ないのですが、それ以来そういった塗り方を練習したのは言うまでもなく。
しかし、私には難しくて、見た作品のような素敵な雰囲気を出すには程遠かったのでした。

いつものようにコピックで色を塗り、バリオスインクを直接垂らして滲ませる。垂らしたインクで円を残す。

私が見た方のメイキングは言葉にするとそれだけのことなんですが、自分でやるとただ鱗のようになるだけで美しさは微塵もありませんでした。
あとは今もう私の曖昧な記憶の中にあるものなので、再現できるのかという話になっています。

この記事を書くにあたって、コピックの各名称を調べたんですが、それすらも知らないでコピックを使っていたような子供でした。いい大人になってからもコピックは所持していましたが、ずーーーーーーーっと使っておらず、ついには手放しました。しかもバリオスインクは2019年に生産も終了していて、5年も経っていたとは。
アナログは失敗すると修正が難しく、コピックの色塗りも思うように上達せず、出来ないことに苦しみ、一人暮らしからは他のことに忙しく、楽しくもなって、徐々に諦め、ついに辞める、まさに挫折。

それでもあの使い方には憧れ続けています。YouTubeでいろんな方のメイキングが見られるようになって、コピックインクを垂らす塗り方もよくよくお見かけしますが、子供の頃の衝撃はやはり忘れられません。
デジタルで絵を描いている今、再現できないものかと日々模索もしているところです。

デジタルで再現

この塗り方は、
人物だろうと背景だろうと全体的に使われていたと、記憶しています。近い印象でいうと「奈良美智さん」の作品の女の子の髪とお洋服の表現に似ている感じです。でも奈良さんじゃなかったと思います。私が見た絵はもっとアニメ寄りな美少女だった気がしていますし、当時の小学生が見るファンロードやSSのような雑誌に奈良さんの作品が載っているとは思えません。画家さんではなく漫画家さんや同人作家さん方面のクリエイターさんだったんじゃないかと思うのです。

そんなわけでクリスタを使用しながら、今できる限りその表現ができないかと模索しております。
少し近いかもと思っているのが「濃い水彩」で「水彩境界」を調整する塗り方なのですが、全体的にこの技法を使って塗るのってどうまとめたら綺麗になるんだろうと・・・練習しております。

憧れは憧れとして、いつの日か再現できたら嬉しい、くらいに練習していこうと思います。もっと似た塗りが出来るような筆や設定が見つけられたら嬉しいです。あとはまたコピックが使えたら、とも思います、楽しそうですね☺️

水彩への憧れ

イラスト系の夜間学校時代に水彩もいいな、と他の方がやられているのを見て思いました。他に油絵をやられている方もいました。
夜間で授業日数が少なく、生徒さんはみんな社会人、日中はお仕事されている方ばかりだったからか、ある程度やりたいことを教えてくれる感じの教室でした。
共通&必須授業がデジタルイラストやインターネット関連、HPのこととかデザインのこととかで、週3日3時間程度の授業は必須授業と自由授業の半々という感じ。
私は諸事情で1年も通えませんでしたが、時間がない中で一生懸命勉強したい、学びたいという年齢の異なる真剣な大人に囲まれてとても刺激になりましたし、良い経験になりました。
水彩に憧れはしましたが、まだコピックを諦めてもいませんでしたし、漫画投稿も諦めていない時でしたので、素敵✨と思うに留めていました。

授業で少し触ったこともあり、将来的にはデジタルで描けるようになっておきたいという思いもあってすでにデジタルでデザインのお仕事をしている友人にPCを教えてもらったりもしました。

その時は、まー、学校も辞める羽目になったし、家族関係にも色々あったし、仕事忙しいし、で、全然真剣に出来ず、漫画も描きたいし、なんていう感じで、水彩もデジタルも憧れたまま終わったわけですが、iPadとクリスタのおかげて自由に絵が描けるようになりました!

これもiPadとクリスタのおかげと、PCを教えてくれた友人のおかげです。
iPadでクリスタを教えてくれたのは他でもない、デザイナーのその友人なのです!!
せっかく教えてくれていたのに、真剣になれなかった私に呆れもせず、当時の辛い状況だった私に希望の光をくれたのです。
感謝・・・✨✨👼✨✨
そして今度のiPadを使ったクリスタお絵描きは、挫折することなく今に至っております🙏もう一つの憧れだった「水彩」もデジタルだからこそ、挑戦できるようになりました。
「アナログだからこそ、一点ものだからこそ」の良さはもちろん手描きには敵わないと思うのですが、描き直しや試し描きの練習が出来るのはデジテルの強みでもあって、紙や画材を無駄にしそうな不器用な私に、本当に優しい環境を作ってくれました。ありがたや・・・。

デジタルだからこその、
煌びやかな美しいイラスト、艶っぽい作品ももちろん大好きですし、いいな、私も描きたいな、と思うのですが、
憧れた水彩をこれからも取り入れて、水彩チックな淡く優しい作品を目指して行きたいと思う今日この頃です。

水彩の水の滲みを意識して描いた作品
「花を抱えて」
髪や衣類にある色と色の境界がとても好きです。
お気に入り✧

好きな作風への憧れと描きたい気持ち

SNSがない時代はひたすら雑誌や漫画を買っては、好きな絵をたくさん見て練習しました。
写し絵(トレース)も、ライトボックス、トレース台の光を1枚の紙の下から照らして上に真っさらな紙を置きペンでなぞる、というちょっと大掛かりにしないと出来ないし、そんなトレース台だってそう簡単に家にありませんでした。
今はほぼ毎日、見ようと思えば新しい作品に出会えるので、いいな、好きだな、こういう絵を描けるようになりたいな、と思う絵が膨大です。全部練習していたらキリがないし、描きたい絵、なりたい作風が多過ぎて悩みます、どうしたらいいかわからなくなります。
そして憧れと同時に羨望の眼差しを向けしまうのです。その結果自分の絵に自信もなくなりますし、描きたいものが描けない事ばかりを考え、苦しんで、絵が描きたい、と楽しんでいた気持ちを忘れてしまいます。

でも「その方が描かれるからその作品が好き」なのであって、例えば私が同じ作品を描いても、満足しないんだろうな、と思います。似てるな、真似しているな、っていう罪悪感もありますし、なんか違います。

昔も今も相変わらず、たくさん好きなテイストがあり、その方向性は真逆のままですが、具体的に何が好きなのか考えたら、自分の一番好き、一番描きたい、私と言えばこの絵、と言うのが見つかるのでしょうか??
実際、私はまだよくわかっていません。具体的な自分の好きや描きたいもの、やりたいことが。表面的に和風が好きとかアンティークなテイストが好きというのはありますが、自分が描きたいのもなのかと言われると分かりません。作品を見るのは本当に好きですが・・・。

ただそれでも絵を描くことは好きですし、完成した作品への愛着は昔より強くあるようになりました。感覚でしかありませんが、今描けている作品は「好きな描きたいもの」なんだなと思います。
憧れは憧れとして、私は私の今描けるテイストを突き詰めて行きたい、そう思えるようになりました。
そのうち憧れていた方々の作風の「何か」を掴み、取り入れて行けたら「私の絵」が確立するのかもしれません。これからも今の自分の精一杯で描いた納得した作品を作って行きたいと思います😌

デジタルで絵を描くとトレースも簡単に出来るので、すごいです。
練習になるならトレースもありだと思いますが、公開は絶対にしないで欲しいです🙅‍♀️公開も簡単に出来てしまうので恐ろしいですね。


5月の予定

あっという間にGWがやってきます!5月も頑張ります📢
予定は普段と変わらずですが、今年は仙台の青葉祭りに行ってみたいです。なんかすっごく混んでいるのだけは分かるので、昨年はチラ見もしませんでした。

とにかくGWということで色々頑張っていきたいところです🙋‍♀️
・立ち絵出品を強化
・繋がりたいタグでフォロワーさん増やしたい
・BOOTHにて新作グッズ通販

新作のラフもたくさん描いてますが、3月4月でラフが出来ている子を完成させて行きます。ここに13人いますが、まだ3人しか完成してません。ペースを早くしたいです!


ここまでお読み頂きありがとうございます!
次回は5月1日更新
「4月の制作・活動報告」をさせて頂きます。またよろしくお願い致します☺️

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私の作品紹介

無理せずに楽しめるのが一番!と思って活動しています✨ 絵を通して、明るさや楽しさ、優しさなどが広がってくれると嬉しいです☺️