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偶数の夏

二十歳になってからというもの、20歳、22歳、24歳、の夏が、死ぬほどしんどかったし、毎度ちゃんと真剣に死を考えた。

この経験からかもしれない。夏が来ると、生死を感じるようになったのは。

10代までの自分がいかに穏やかで平和な人生を歩んでいたか思い知らされたのが、20代前半だったかもしれない。

20歳も、22歳も、24歳も、出来事をそのままここに書くことはまだできないけど、そのうち少しずつ書けるようになるかもしれない。

私の中では、ある程度乗り越えたし、それを自分の糧にしていってるんだけど、発信した後どう受け取られるのか、どんな反応されるかが怖い。

でも、いつか、誰かの支えになるかもしれないから、そういう場では発信してもいいかもしれない。


そんなことより、ちょうど2年おきに超絶しんどい時期がきてるから、今年の夏も何か大変なことが起こらないかと、少々ビビっているのである笑

人間ってそういうジンクス的なのとか、法則見つけたがる生き物だから、科学的だったり理論的には、全然関係ないんだろうな。

もし、今年の夏を平然と過ごせたなら、きっと私も少し成長したんだと思って。もし、またとっても辛いことが起きたら、それはそれでまた人生の修行か〜って思えばいいや。


毎度、試練の原因は自分にもあったし、毎度、同じことで苦しんだわけじゃなくて、これを乗り越えたと思ったら次はこっちと、違う種類の痛みだったから、この苦しみたちが少しずつ、深みを与えてくれたんだと思う。


今年はどんな夏になるか、夏が終わる頃に、またここで答え合わせしようね。


2022/7/28   vol.11