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[月-土星]の美徳

月は現象界での乗り物としての身体を表わします。
エーテル体が、全体とのつながりの中で、聖別された領域を作り出すことが、個人でも、集団でも起こります。
固有の輪郭を土星=マインドによって個別化されプラズマ体にリアリティをもたらすことで、それは聖別されます。

国家にもプラズマ体があります。
これを破壊するのがグローバリズムです。
[月-土星]の美徳が有効に機能している限り、プラズマ体は破壊されません。
その有効性はどこから来るのかというと、恒星間の相互作用によって現象界にリアリティをもたらす女教皇の経路です。
これを悪用するためには、ラベルと中身を入れ替えて混沌を作り出し、それを秩序であると洗脳し従わせます。

実際は混沌である偽装された秩序が、なぜ通用するのかというと、[月-土星]の美徳を担っている存在が混沌のラベルで覆われたボトルの中に隠されているからです。
そのボトルの栓が開けられ隠された真実が溢れ出したとき、認識の反転が起こり、偽装された秩序は本来の姿である混沌を曝け出します。

[月-土星]の美徳を担う女教皇が、女教皇の模倣者の群れの中に紛れ込んでいます。
本物が模倣者に偽物呼ばわりされて貶められています。

ⅩⅧ. LALVNE, TAROT DE MARSEILLE, JEAN NOBLET

本物を見分けられるのは、星の女です。
恒星からエネルギーを、現象界で認識できる形に変換し媒介している存在だからです。

ⅩⅦ. LESTOILLE, TAROT DE MARSEILLE, JEAN NOBLET

星の女は間違いを知っていても指摘せずそのまま受け流します。
模倣者が自分の間違いに気づくことが、本物に至るプロセスだからです。
いかにこの世界が、模倣者のままでいることで満足させられているのかを星の女は知っています。
この残酷な仕組みを快楽に変え夢に溺れさせるのが、吊るされた男です。

Ⅻ. LE PENDV, TAROT DE MARSEILLE, JEAN NOBLET

海王星(吊男)がもたらす幻惑に泥酔しているうちに失われた時間と人生は、金銭で補填されますが、壊れたものは元には戻りません。

令和4年7月8日に銃殺された安倍元首相は、日本になにをしたのでしょうか?その国葬の意図とは?

カルトが国家を侵食して変質させられた政治は回復できるのでしょうか?

カルトカトル(キャトル)
はフランス語で"quatre"(キャトル)

タロットの大アルカナは、皇帝です。白羊宮に対応します。
海王星(吊男)は、双魚宮の支配星です。
両者の脚は90度回転すると鏡映対称関係になります。
双魚宮と白羊宮は春分点を挟んで鏡映対称関係にあります。

Ⅳ. LEMPEREVR, TAROT DE MARSEILLE, JEAN NOBLET

放棄され貶められてきた[月-土星]の美徳を再生させることが今後の課題となります。



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