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凝結と融解、現象界と霊界

地球年におけるアングル(四分儀 0°, 90°, 180°, 270°)、春と秋の分点および夏と冬の至点で、タイムラインの合流と分岐が発生します。
合流と分岐は、相互に引き起こされる必然性を内包し、その波及効果としての凝結と融解が発生します。

霊界のエネルギーは現象界において凝結することで質量を獲得し、霊から物質へ移行します。
凝結したエネルギーは、現象界での不可逆的反応による融解をもたらします。

融解によって減少した物質は、霊界へと戻っていきます。
融解が完了すると、質量としての存在は消滅し、依り代のないエネルギーは霊界に回収されます。
エネルギー自体は不変です。

霊界と現象界を行き来する媒体として人は活動しています。
この経路に課金システムを設定したのが宗教であり、聖書が規定するヤハウェが創造した「人間」というのは、ヤハウェのために生きてそして死ぬ存在として機能することになりました。

ヤハウェが現象界に設置した領域のみで生きられる「人間」というのは、ヤハウェの家畜であり、もはや、人の機能を使うことができなくなりました。
だからヤハウェを崇めることによって己を高めることに専心するのです。

ヤハウェなしには生きられないという隷属状態こそが、一神教の最終的な理想形態であり、すなわち人の機能を完全に失うことです。

しかしこれは神との合一ではなく、もっとも神からかけ離れた状態です。
そしてそれは、神への愛を誇示する傲慢さだけが拠り所となります。

人の機能によって、人は神と合一するのです。

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