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償還払いはたいへんです! ~保険証なしで受診したときのリスク~

どーもどーも。あなたの隣の紫藤咲です。実は私、今日は二週間前に受けた精密検査の結果を聞きに行ってきました。え? なにか病気なの!? 大丈夫です。子宮頸がんの精密検査でしたが、結果は軽度。要観察となりました。ただ精密検査の前の普通の検診でひっかかったのが解せないと先生はおっしゃいまして。「ごく稀に表面ではなく奥の細胞が病気になっている場合があるから気を抜けない」とおっしゃるわけです。しばらく三か月に一度、しっかり検診することとなりました。

いやあ、細胞とるもんだから痛いんですよ(笑) わりと出血もしますし、痛みもあります。数日、そんな苦痛と戦うことになるのかと。それでも病気になったらもっとたいへんですからね。健康はなにものにも代えられません。

がんばって通院します(笑)

さて。今日は保険証なしで医療受診したときのリスクについてのお話です。

★保険証なしで医療受診するということ

みなさんは保険証なしで受診したことがありますか? 保険証があると通常ならば3割負担で医療行為を受けられます。さらに子供の場合(市区町村に違いがあります)は無料だったり、低額で受診可能となります。

しかし保険証がない場合は10割自費負担となります。

私は会社側の不備によって、子供の受診が10割自費負担となりました。

自費受診1

子受給者証2

漫画で解説したとおり、保険証がない場合は『子供医療受給者証』は使えません。いったん自費で全額支払ってから、かかった医療費を請求する制度(償還払い制度)を利用しても、この場合は七割しか戻ってきません。なぜなら、子供受給者証はその日限りの適用となるためです。忘れてしまった場合も受給者証提示した金額とはなりません。お子様の受診時には必ず忘れずに受給者証を持っていきましょう。

★労務がずさんな会社は従業員にも冷ややかです

あり得ない状況に怒りが抑えきれない私。せめて罪悪感ぐらい抱いてもらおうじゃないかと思っておりましたところ、こんなことになりました。

子供受給者証3

社長、共感能力皆無(笑)

これには本当にどこに怒りをぶつけていいのかわからなくなりました(笑) で、言われたように机を見たら保険証が二枚、置いてありました。資格証明書ではなく、本物の保険証です(笑) もっと早くやってくれていたら、こんなことにはならなかっただろうに! と思いましたけどね。大人なので、ぐっと言葉は飲み込みました。

まあ、本当に運がよかったと思います。

もしも保険証がもっと遅く届くようなことになっていたら、私は病院の窓口に精算しに行けなかったと思います。その場合は償還払い申請をしなくてはなりません。

償還払い申請は保険証の発行元である組合へ直接申請しなければなりません。その場合は病院に『レセプト(医療報酬明細書)』を発行してもらわないといけなくなります。レセプトは月初に医療機関が作成するものなので、月の最初や半ばごろに『レセプトください』と言っても、締めである月末を経てからでないと発行してもらえません。そうなると償還払い申請してから金額が振り込まれるのに2~3カ月かかることになります。

ですから、当月中に窓口で精算することが一番楽な方法になるのです。

そして、窓口精算したときに教えてもらったのですが、子供受給者証は当日しか利用できませんが『母子医療受給者証』の場合は後からでも適用されますので、精算時には必ず持参しましょう。また償還払いのときには社会福祉課のような母子支援をしている市区町村の担当部署に報告もしなければなりませんので、お忘れないように――

★まとめ

①やむを得ない理由を除いては、保険証を持参して受診しましょう。 ②償還払いには時間がかかると覚えておきましょう。 ③窓口精算をしましょう。 ④受給者証は必ず忘れずに持参しましょう。

制度は知らないと損をします。そして誰も親切丁寧に教えてくれません。

制度を知って賢く利用する! これがこれからの社会を生き抜くために必要な術だと私は思います。

今日の話も皆さんの糧となりますように!

二刀流の弊害

次回は再びパワハラ問題についてお話したいと思います! どうぞ、お楽しみに! 




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