見出し画像

自転車旅心理 達成感の体感について

自転車旅では上り坂を超えることが避けられない場合があります。まだ登りきっていない状況で限界を感じた時に自分に奮起を促す方法です。

2002年に高知にいったときでした。徳島港から自転車をこぎ始め、高知県に入り室戸岬に到着しました。展望台に向かう途中、あまりにも坂がきつくてやめたくなります。

後ろを振り返ってみると室戸市街が眼下に眺めることができます。あの低いところからここまで登ってきたことを思うとあともう少し!と気持ちを切り替えることができたりします。

こちらは国道1号 愛知県と静岡県の境である潮見坂です。遠くに見える海(写真右上)が低い位置に見えるとやはり高い位置まで登ってきたことが体感できます。

黒部ダムまで自転車をこいだ時は扇沢駅で標高(1,425m)を確認することで、どれだけ高いところまで自転車をこいできたか実感しました。

総括ではありませんが、これ以上頑張り切れない状態になったときに、自分がどれだけ登ってきたか景色や標高の数字でわかると達成感を体感することができます。目的地ではなく途中箇所であっても最終目的地に到着するための奮起になります。長い道程の場合は小刻みに自分の軌跡を確認するとなんとなく頑張った気分になりますね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?