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日本が戦争に巻き込まれたときの懸念点

本日は終戦記念日につき、多事争論として戦争にまつわるある仮定を論じたいと思います。サムネール画像。最近メイプル楓さんに借りっぱなしです。すみません。

仮定「日本の国土が戦闘行為に巻き込まれたらどうなるか」

自分の結論は「国内でデマが拡散され自滅行為が始まる。」です。
著しい混乱により行政の業務に支障が生じるほか、炎上対応に人的資源を割くことで相手国への対応が後手に回ります。反撃にでるのは難しくなるでしょう。

SNS上に拡散されている情報の事実確認については上記の記事でも論じました。現状、インフルエンサーや著名ブロガーが事実確認していない情報を発信し、無批判に受け入れられる状況が見受けられます。これは非常によろしくない事態だと認識する必要があります。

これまで各種の大規模災害が発生した時にSNSでデマが流され、自治体等の業務に支障が発生したのは記憶に新しいでしょう。
日本国土が直接戦闘行為に巻き込まれた場合、災害の比ではない極めて危険な状況に直面します。
深刻な事態に遭遇したSNSユーザは現地の状況を伝えるべく、SNSに情報を提供するでしょう。しかし、その情報に接した有名ブロガーやインフルエンサーが話に尾ひれをつけ、事実誤認の素となる不正確な情報が瞬く間に拡散されるとどうなるでしょう。
戦闘行為が発生している状況下で嘘偽りの情報により公的機関がデマや炎上への対応に追われることは本来、最優先に行うべき業務に人的資源を十分に投入できなくなることを意味します。

当然のことですが、行政機関が正しい情報を十分に提供することが前提です。先の大戦のように大本営自身が誤った情報を流すことは国民の混乱を招くことになります。

上記の投稿の中で「樺太1945年夏樺太終戦記録」という本を取り上げました。その中の一節に「戦争は罪悪である。やってはならない。しかし始めてしまった以上、絶対に負けてはならない。」という文言があります。

誰しも戦争に巻き込まれるのは嫌なことです。しかし不幸にもそれが現実となってしまった場合はそれに対処しなくてはならなくなります。それは戦闘行為(訓練されていない一般市民は足手まといにしかならない。)に加担することではなく、「デマ等の拡散をしない。デマを無条件で信用しない。」事実を確認し、不正確な情報を拡散させないことが重要だと考えます。それが相手国に有利な状況を作らせない事にもつながります。
(本文ピッタリ1000字)


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