見出し画像

何年も納戸で眠った自転車を復活させる

2008年の結婚やその翌年の子ども誕生を契機に一時期自転車から離れてしまい、しばらく自転車を納戸に保管したまま何年も過ぎてしまっていました。途中2012年に青年会議所主催で自転車旅の企画を行ったときには一時的に復活しましたが、本格的に復帰したのは2018年のことでした。約10年にわたり自転車を一時的にやめていたことになります。この投稿は一時的にやめていた状態から再度復活に向けて準備をしたときの話です。

タイトルなし

一旦休止前に最後に日帰りで自転車こいだのは2009年1月です。名鉄三河線廃線跡で一色駅跡を見学した後、西幡豆駅まで自転車をこぎ、名鉄蒲郡線を使用して帰宅しました。

タイトルなし2

自転車旅行一旦休止

その年に子どもが生まれ住居も新築したため、自転車をやる余裕がなくなってしまいました。それからしばらくして入会した青年会議所活動や本業仕事が忙しかったこともあり、自転車は納戸にしばらく保管していました。

2012年偶然にも自転車旅の催事があり、久しぶりに自転車を取り出して整備し直し、その年は催事の担当者として自転車をしっかり漕ぐとともに帯同した子どもたちの保護にあたりました。

その後は青年会議所では富士登山の行事を行ったり地域のおまつり業務の任務に当たっていたりしたため、自転車に乗る機会は再び減ってしまい、いつしか遠ざかってしまいました。本業仕事も土日に催事が多くある部署でした。休みは非常に少なかったことを記憶しています。

青年会議所が終わったのち、職場の異動で土日出勤の職場に変わってしまいました。火曜日、水曜日が休みですが事務引継ぎや会議、その他諸々のことがあると週休日でも出勤せざるを得なくなります。またそのころ子どもの習い事への送り迎えがあり、残念ながら自転車への復帰がままなりません。

自転車旅行復帰に向けたモチベーションづくり

自転車に乗らない間もパソコンで撮りためた旅行写真の整理をしていました。自転車で旅行に勤しんでいた自分を忘れないためでした。

自分の記憶をなくさないように、どこに出すわけではないけどレポートを書いてみたりして一人で旅の復習をして懐かしんでいました。(このレポートついに日の目を見る時がしました。(笑))

自転車旅行再開にあたり

2年後(2017年)の異動では再び土日休みの職場に異動しました。ようやくしっかりした休みを計画できます。しかし家庭のことがあります。自転車は優先順位としては低い位置にあります。とはいえ時間を少しずつ確保することができるようになりました。学童保育父母会業務のない日に自転車に乗ることができるようになりました。

画像5

2017年は家族のことでいろいろあり、自転車で遠征する機会には恵まれませんでした。2018年になって今年がチャンスだと思い納戸からロードバイク自転車を取り出して、チェーンの錆びを拭き取ったり、油を指して空気を入れてこげる状態にしました。納戸に入れていたこと、CRE556を挿していたので錆びてこびりついたことはありませんでした。そして少しずつ遠出をしていきます。3回にわたって練習を行いました。行先は名鉄猿投駅、名鉄東幡豆駅そしてJR桑名駅です。

画像6

当時の写真がこれくらいしか残っていないのですが、この時は木曽三川を超えて、三重県まで漕ぎました。自宅からだいたい40kmの距離になります。狙いとしてはサハリンの港町から目的地としたオゼルスコエまで40km。その距離だけは自転車をこげるようにしなければなりません。衰えた足を鍛え直して現地で困らないだけの体力をつけます。2ヶ月に1回のペースで自転車練習を行いました。

それと同時にロシア渡航の準備も進めます。宿泊場所の確保、ビザの手配など渡航の準備はインツーリストジャパンにお願いしました。こうしてその年の9月に第3次サハリン遠征に臨むことになりました。

総括ですが、復帰できる時期を見定めて自転車への復帰時期を探していました。子どもに手がかからなくなり始めたこと。仕事も土日休みが確保できる部署に変わったこと。40代中盤に突入し体力の衰えが心配になってきたことを踏まえて(今しかできないと)遠征の実施時期を定めて、それに合わせて体力づくりを行い、また渡航準備事務を進めていきました。生活状況が変わって仕事や家庭の都合を優先する時期は誰にでもあると思います。しかし一時的に趣味を休止したとしても復帰できるタイミングはあるのだと思います。それは自分の体力との相談になります。復帰を望む気持ちを持ち続けることでしっかり狙いを定めてそれに向けて簡単なリハビリを始めていくことでそれができると考えます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?