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自転車旅で進捗が遅れてしまった話

2007年2月です。2泊3日で北九州から宮崎まで自転車を走破しました。国道10号に沿って南に向かっていきましたが、2日目は雨に阻まれ、自転車がパンクするトラブルにも遭い、その日予定していた行程を終わらせることができなかったという話です。

こぎ始めは小倉駅です。国道10号をここから南下していきます。

福岡県内は道路幅も広く、こぎやすい道程でした。早く進路を進めます。

別府港です。四国の八幡浜行きのフェリーが出ています。

気温も高く1日目は苦労なく明るいうちに大分駅に到着しました。

2日目は天気予報が雨だったことから朝4時には大分を出発することにしました。まだコンビニしか開いていないので、朝ごはんは簡単に済ませます。

ゴアテックスの雨具を着て自転車をこぐことにしました。暗い中ライトをつけて走行します。雨はそれなりに降っていました。

雨具を着用しているため、休憩が思うように取れません。自転車のペダルだけは滑らかにこぎたいので、短パンに長い靴下をはくことにしました。濡らしたくない荷物はリュックにいれて走行しました。肩が疲れます。

大分・宮崎県境の宗太郎駅です。1日に3本しか列車が停車しないことで有名です。

宮崎県に入り、北川はゆま道の駅があったので、ご飯を食べるために休憩します。それまでほとんど休憩が取れませんでした。

日向市駅に到着しました。その日は宮崎市内にホテルを確保しています。何としても進みたいのですが、雨で進度が上がりません。

後輪に違和感を感じたので、調べて見るとパンクしていました。現地で修理をしていたら時間がかかるので、予備チューブに替えて、空気を入れることで早急な復旧を図ります。それでも相当の時間をロスしました。

結局、都農駅で真っ暗になってしまいました。宮崎市内にホテルを確保していますが、今日はこれ以上進めません。仕方ないので、駅の駐輪場に自転車を置いて、人間だけ電車に乗り宮崎駅で下車して、ホテルに向かいました。コンビニでおにぎりを買っていました。都農の駅舎で夕食にしました。

宮崎市内のホテルです。1人で泊まりますが、ベッドがツインになっています。いずれにしてもゆったりしました。翌朝、ホテルでビュッフェの朝食を食べたら電車で都農駅に向かいます。

3日目雨は止んでいました。国道10号を進んでいきます。

当時、宮崎県は鳥インフルエンザが蔓延していた時期でした。消毒施設がいたるところにありました。

ヤシが街路樹になっている道路です。いかにも南国な風景です。

向いにはシーガイアもありました。

宮崎駅に到着です。当時、駅ビルの工事が進められていました。

東国原県政当時の宮崎県庁です。日曜日なのでさすがに知事はいませんでした。

ゴールは隣の南宮崎駅です。特急の終着駅になります。帰りの飛行機に乗る時間が迫っていました。お土産を購入したらすぐに空港駅まで輪行します。

総括ですが、2日目に宮崎市まで到着することができず、やむを得ず電車での移動になりました。3日目に帳尻合わせを行うことができました。自転車の備品は六角レンチなど貴重備品は携行しましたが、盗難の心配はないと判断して自転車自体は駅の駐輪場に止めました。輪行しないで済むというのは楽だったりします。


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