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AIMが悪いから敵に倒されると思っていて、エイム練習と対面練習をしていたが、実は〇〇ができてないのかも?

サッカーにおいて最重要な技術があります。それは、止めて蹴るです。なんで急にサッカーの話をしたかというと、とある人に記事のネタを考えてもらったところ、
「さけべろさんはサッカー詳しいので、サッカーにおける上達方法と、スプラの相違点を書いて欲しい」と言われました。

僕は上達方法=思考することだと思ってます。なので、上達方法という点においては、相違点はないと思っていますが、サッカーはコーチがいたり情報が溢れてるので思考しやすい一方で、スプラはほぼ独学だし、動画も質の高いものが少ないので難しいとは思います。

思考という言葉で思い出すのは、『アオアシ』というサッカー漫画での、"人間は考える葦である"です。めっちゃ面白いので、興味ある人は読んでください!

思考する事を言ってるのに、なんで最初に止めて蹴るの話をしたかというと、それは止めて蹴る事が出来た時、初めて思考する余裕が出来て、そして止めて蹴るを突き詰めると、思考することにたどり着くのかなと思ったからです。

そう思わせてくれた『アオアシ』のシーンがこちらです。

このシーンを自分なりに解釈して、スプラで例えると狙って撃つは、

「敵に弾が当てれるようになってからが本番。その当てた次(もしくは前)を予測して、どう動くかまで考えて狙って撃つんだよ!君は今、狙って撃ってキルする・塗るだけで満足してんじゃん!」

めっちゃかっこよくて意味が深い言葉だ!!!と僕は思ってます。(笑)
なので、この言葉を分解していくために、これからスプラにおける止めて蹴ると思考することについて詳しく書いていきたいと思います。


スプラにおける止めて蹴るとは

止めて蹴るは全ての行動に繋がるのでスプラにおいとは何かと考えると、僕は、狙って撃つだと思います。キルを狙って撃つはもちろん、みんなが無意識に行なっている塗りもちゃんと意図を持って塗っていると思うので、これも狙って撃っているといえるはずです。

なので、狙って撃つことを考えることこそが全ての基礎であると思っています。しかし、狙って撃つと簡単に言っても、段階がいくつかあると思っていて、僕は、今回3つに分けてみました。

なので、今回は3つの段階に分けて話していきたいと思います。


狙って撃つ-基礎編

まずは、狙って撃つ為には自分が思ったところに弾を飛ばせないといけないので、

・止まった相手に当てれるようになる。
・素早く止まった相手に当てれるようになる。
・自分が移動しながら~
を出来るのが、基礎かなと思います。

こんなのもう出来てる!って人は、1度上位勢の動画を見て、対面時の動きをそっくりそのまま真似てみてください。

いざ真似てみるとけっこう難しいです。それほど上手くなればなるほど、細かい動きをしつつ狙った敵に当てる精度というものが上がっています。
動きがマネできるころにはキャラコンも上がってくると思います。

エイムは、この段階では動いた敵を想定してないので、まだ自信がなくても大丈夫です。この基礎が出来て、敵をキルする・綺麗に塗ることの土台ができたと思います。


狙って撃つ-実技編

ここから考えて反省する技術も求められるようになるので、考える技術も必要になります。ここで大事なのは、

「思うではなく考える」

これだけです。狙ってキルしに行って、上手くいったら何故上手くいったのか。ダメだったらなんでダメだったのかを考えて、成功率をあげていきます。

2人目の敵にやられることは、とりあえず置いといて1人の敵を倒せるようになりたいです。もし、敵に辿り着く前に倒される人はどうすれば1:1の状況を作れるか(一瞬でもいいから)まずは考えてみましょう。

正面から辿り着くのが難しい場合、最初は裏取りだけで倒してもいいと思います。とにかく狙った敵を倒せる技術を考えて身に付けたいです。

裏取りのみならず、正面からも辿り着いて、敵をある程度(6.7割とか?)倒せる!ようになれば、いよいよ狙って撃つ本質について自分なりの解釈を説明したいと思います。


狙って撃つ-応用編

僕が思う狙って撃つは、

次に自分がどういう盤面にしたいかを事前に考えて敵を把握して、何択か自分の中の次の行動のイメージを作り、その中で最善の択を通す。

これが無意識に出来て、狙って撃つが出来たのかなと思います。例えば、味方が1枚落ちて盤面をこれ以上きつい状況にならないようにしたい。と考えるとします。この時の択として、

・自分が突っ込んで2枚落として枚数有利にする
・味方の復帰まで耐えてから敵を1枚落としに行く

があるとします。どちらかを選んだとして、その盤面になるように行動します。最初はめちゃくちゃ難しいと思います。

上の1コマでアシトが言ってるように、ほとんどの人が1つの択しか持っていないと思います。(僕もそうです笑)

難しい要素として、

・敵のブキ、位置、強さ
・味方のブキ、位置、強さ
・カウントの優劣、残り時間
・ステージ構造etc…

があり、パターン化するのがとても大変…。ですが、何千・何万と考えて行動したり、上手い人の動画で研究すれば、経験と動画で得た知識を繋ぎ合わせて、似たような場面に遭遇しやすくなり、自分の思い描く盤面が作れるようになります。

メモリープレイヤーや観戦視点で見るように俯瞰で見れるわけではないので、ここまでなるのはとても難しいですが、「いつか出来るようになる!」という気持ちで、長い目でやっていると、少しづつ出来るようになって楽しくなってくるかもしれません。

みんな必死だから盤面を見渡すって難しいよね…


時間がない人向け まとめ

・スプラとサッカーは考えて上手くなるもの!
・サッカーで大事な止めて蹴るは、スプラだと狙って撃つ
・狙って撃つは、自分が狙った場所に撃てるのが基礎
・実技は、1:1を勝てるようになること
・応用は、1:1のその後の盤面も考慮して動くこと
とにかく考えてプレイして反省!思うだけは意味がない!


おまけ なぜ上達する方法が(狙って撃つ)なのか?

以下の記事で止めて蹴るの目的が書いてあるので、一部抜粋します。
https://www.sakaiku.jp/series/kengo/2021/015204.html#

要は、しっかりとボールを止めるだけが正解ではなく、ボールが止まり、次のプレーに素早く移ることができる状態にすることが、風間さんが言う「止める」ということだったんです。

ボールの勢いを殺して、ワンタッチでスパッと止めることができても、足元に深く入りすぎてしまったら、次のプレーに素早く移ることはできません。コントロールする時間が必要なので、そのときに相手に寄せられたら、取られてしまいます。

ボールを止めて、0秒台のスピードでパスが出せる。そこまでがセットになって、初めて「ボールがしっかり止まっている」と言うことができるのです。

↑現代サッカーにおいて、上達するにあたって何を考えればいいのか?という問いに対しては、自分は、まず「止めて蹴る」をこだわると思いました。

これをスプラに変換すると、「狙って撃つ」だと思います。まず、きちんと自分が狙ったところを撃てると、その自信から慌てずに敵を見る余裕が出来て、予測で偏差も上手くなるはずです。キャラコンもしかり。

狙って撃つは、狙えて正解じゃなくて、すぐに敵を狙ってキル出来るように。もっと言えば反射で動けるように前からその状況を考えて、行動する。

しっかり狙って撃てても、自分が不利な状況から始めると負けてしまいます。だからこそ、本当の意味で「狙って撃つ」ということにこだわる。

こだわれば、盤面も見なきゃいけないし、未来の予測もしなきゃいけない。そうすることで「狙って撃つ」が目的がじゃなくて、「狙って撃つ」という動作に、いかに早く移れるかが重要ということに気付けるはずです。

とまぁ、偉そうに語りましたが、あくまで個人の見解なので、これを読んで少しでも多くの人が上手くなるキッカケになれば嬉しいです。

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