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【東北編】DAYS 3|秋田〜岩手

「おいしいお酒を飲みたい。」そう思うたび、ふたりは旅へ。写真家・飯本貴子とOLラッパー・ノセレーナによる、飲酒記録です。

2018年11月24日 秋田〜岩手

From IIMOTO point of view

朝市を期待して、秋田市場へ向かうが、早朝からやっているお店は少なかった。
セブンへ寄り道すると、納豆といぶりがっこがやたらと目につく。
朝ごはんは、近くの味のある定食屋さんで。日替わりのおかずは、食品サンプルではなく、おじいちゃんが作っては並べていて、すでに楽しい。ポークピカタにしたが、後から来た地元の若者たちは炒飯を頼んでいて気になった。


車を借りて、乳頭温泉を目指す。
湯治のお客さんで混み合っていたが、熱いお湯は心地よく、顔に当たる風は冷たく、長湯した。


道中に横手やきそばを食べ、南部鉄器の工場へ。
鉄瓶で沸かしたコーヒーがとても美味しく悩んだが、魚焼き用の鉄板をお土産にした。ホットサンド器と一緒にいつか買いたい。
盛岡に着く頃には、陽が沈みまんまるの月が見えた。


寒がりながら、角打ちを目指して歩く。常連の3人と、横浜からきたご夫婦と一緒に机を囲み、七福神を頂く。店主のおばあちゃんは、とてもキュートだった。


二軒目では、熱燗、冷酒と横断しながら、たくさん飲んで、千鳥足で帰った。
一緒に頂いたのは、ふわっふわの出し巻き卵、どんこの肝和え、たらのポテトサラダ、ラムのたたき。ポテサラがクリームチーズのようで、箸が止まらない。肝和えは日本酒が兎に角進み、おかげで記憶が曖昧だが、メモを残していた自分を褒めたい。

From NOSE point of view


午前6時、秋田市民市場へ。時間が早すぎたようで、場内にご飯を食べれるお店がやっておらず、近くの定食屋さんへ向かう。私と飯本さんは日替わり定食の「豚肉のピカタ」をいただいた。お父さんとお母さんが2人で切り盛りしている、いいお店だった。

10時30分頃、乳頭温泉「鶴の湯」へ。屋根からつららが垂れ下がり、硫黄のにおいが立ち込める。女湯は小屋が2つ、黒湯と白湯。脱衣所を覗くと大橋仁さんの写真集『ここにすわろうとおもう』ばりの、肉肉肉。混みすぎていて、こわごわ入る。露天は絶景で、とても良かった。お昼、横手やきそばを食べに行く。目玉焼きがツヤツヤで美しい。福神漬けがアクセント。

夕方、南部鉄器のお店オイゲンファクトリーへ。“オイゲン”の名前は「及川源十郎さん」からきているらしい。魚焼き器を購入。
BGM♪清 竜人25「Mr.PLAY BOY…♡」


お土産を買いにデパートへ。岩手の土産品「チャグ馬」を見かける。とても可愛い細工が施されている。夜は、酒屋さんで角打ち。吉田類さんも訪れたお店らしい。そこで呑んべえのご夫婦と知り合い、二軒目にオススメのお店を教えてもらう。机の落書きがジャクソン・ポロックばりに激しかった。飯本さんと日本酒を散々飲み、お互いどうやってホテルに戻ったのか不明。

(DAYS 4|岩手につづく)

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