見出し画像

2026年 ビールは安く発泡酒は高く同額に

 飲食店では日本酒をメインに、家では発泡酒をメインに飲んでいます。愛飲しているのは キリン淡麗極上〈生〉350ml缶。毎晩、3本~5本飲んで、合間に各種 RTD 1本~2本飲んで、酔って子ども一緒に布団へ。9時就寝。寝付くのは私が一番早い;

 平成30年4月1日からビール系飲料の定義が変更され、今後2026年までに段階的に酒税が変更されていきます。

【ビールの定義変更】
① 今までよりも麦芽比率が低くてもビールと名乗れるようになった。
② 果実入りビールやフレーバービールというものが作れるようになった。

ビールの麦芽比率(ホップ及び水を除いた原料の重量中、麦芽が占める割合をいいます。)の下限が 100 分の 50 まで引き下げられるとともに、使用する麦芽の重量の 100分の5の範囲内で使用できる副原料として、果実(果実を乾燥させたもの、煮つめたもの又は濃縮させた果汁を含みます。)及び香味料(コリアンダーなど一定の香味料)が追加されます。
https://www.nta.go.jp/taxes/sake/senmonjoho/kaisei/aramashi2017/index.pdf

【ビール類の酒税額変更】
① ビールは段階的に酒税が減税
現在の350mlの酒税額:¥77
→ 2020年10月1日からの酒税額:¥70
→ 2023年10月1日からの酒税額:約¥63
→ 2026年10月1日からの酒税額:約¥54
② 麦芽比率25%未満の発泡酒(ex.キリン淡麗極上〈生〉)の酒税は、しばらく変化しないが、2026年10月1日に増税
現在の350mlの酒税額:約¥47 → 2026年10月1日からの酒税額:約¥54
③ 新ジャンルビール(いわゆる第3のビール ex.のどごし<生>、クリアアサヒ、麦とホップ、金麦など)は、段階的に増税
現在の350mlの酒税額:¥28
→ 2020年10月1日からの酒税額:約¥38
→ 2023年10月1日からの酒税額:約¥47(ここで発泡酒扱いになる)
→ 2026年10月1日からの酒税額:約¥54

【その他アルコール類の酒税額変更】
① 発泡性酒類でホップ及び一定の苦味料を原料としない酒類(いわゆるチューハイ、RTD類)はしばらく変化しないが、2026年10月1日に増税
現在の350mlの酒税額:¥28 → 2026年10月1日からの酒税額:¥35
② 清酒は段階的に減税
現在の720の酒税額:約¥86
→ 2020年10月1日からの酒税額:約¥79
→ 2023年10月1日からの酒税額:¥72
③ ワインは段階的に増税
現在の720の酒税額:約¥58
→ 2020年10月1日からの酒税額:約¥79
→ 2023年10月1日からの酒税額:¥72

画像1

パンフレット「平成29年度税制改正」平成29年4月財務省より

 ビール類の税額は、2026年には全て同額になります。安いビール風飲料を開発してきたメーカーはどういう気分なのでしょうか?
 今後、ビール類の商品の改廃がすすみそうですね。

 2026年には、私は何を飲んでいるのでしょうか?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?