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【2021/03/18版】 最新SAKEトピック!

昨日は春の陽気。各地でソメイヨシノの開花の便りが聞こえてきました。
東京都千代田区では3/23が満開になると予測されています。

待ち遠しかった桜の開花。花が開けば咲き誇るまであっという間ですね。
今週末は近くの公園で花見で一杯を嗜むのも悪くないですね。

それでは本日のニュースです。

道南35年ぶり酒蔵「箱館醸蔵」が協定締結

道南では約35年ぶりに日本酒造りを始めた七飯町の酒蔵「箱館醸蔵」が、渡島総合振興局と地域の活性化に向けた連携の協定を結びました。
「箱館醸蔵」は2月から酒造りを開始しております。渡島総合振興局は酒造りを生かした地域の活性化を目的に連携協定を結ぶことになり、16日の締結式では、箱館醸蔵の冨原節子代表取締役と渡島総合振興局の鳴海拓史局長が協定書を取り交わしました。

協定では、日本酒を通じて道南の魅力をPRしていくことにしているほか今後、日本酒の生産の過程で生じる米ぬかを有効利用することなどを検討しているということです。

今年注目の酒蔵である「箱館醸蔵」。銘柄は「郷宝(ごっほう)」です。
2/15の記事でも取り上げましたが、北海道14番目の酒蔵になります。
今回、渡島総合振興局と連携をすることで道南の地域活性が進むことを願います。

福岡の街が造った日本酒「晴好」 完成

NPO法人はるよしは、2021年2月28日、オリジナル酒造りプロジェクト本格始動の第一弾となる日本酒「晴好 HARUYOSHI」を、数量限定で販売開始しました。
こだわりの強い飲食店が多くひしめき合う「はるよし」エリアは、福岡でも随一の「食と酒」の町。そんな「はるよし」に似合うお酒を福岡県下の酒蔵と一緒につくりたい。その想いから、この「晴好 HARUYOSHI」が生まれました。

都心部にありながら細い路地も多く残り、その通りを彩るように飲食店が軒を連ねる「はるよし」エリア。
まちおこしも兼ねつつ、福岡の酒に興味を持つ機会を、自分たちならではの形で生み出したいという思いから、美食の町「はるよし」に似合う酒を、福岡の米農家、福岡の酒蔵と一緒に日本酒を造ることにしました。

糸島の米農家・濱地氏、うきは市の酒蔵・「磯乃澤」の協力を得て、今回販売に漕ぎ着けました。町ぐるみで一つの日本酒造りをした興味深いケースです。町のシンボルとして飲み継がれたら素敵だと思います。

大関「ワンカップレインボー純米」国内販売へ

大関はオンラインショップで、「ワンカップレインボー純米」数量限定で発売します。近年、世界的にダイバーシティについての運動が広がり、その機運が高まる中、米国・カリフォルニアの現地の若手社員からの提案や海外の消費者の強い要望を受けて誕生しました。

世界8カ国から発売地域を広げる予定としていたが、すでに予約数(6万6,000本)を完売。日本国内でも発売を希望する声が多く、この度の発売に至ったそうです。

パッケージはLGBTQのシンボルとして用いられている6色レインボーを、大関を代表する商品「ワンカップ大関」のラベルにデザインしたもの。宗教や信条に関わらず、安心して日本酒を楽しんでもらいたいという思いを込められています。

ダイバーシティの流れをいち早く取り込んだ大関。この一本をきっかけに、これまで以上に多くの方交流が生まれる、そんな世界になるといいですね。


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