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【2021/06/27版】 最新SAKEトピック!

本日はオンライン日本酒セミナー「日本酒都道府県旅・島根編」でした。

今回のお相手は島根県、「石見銀座」を醸造する一宮酒造。
「夫婦2人三脚」という言葉がぴったりのお二人の蔵見学に心が温まりました。

それでは、本日のニュースです。

馬耕・無農薬で日本酒 大地の味生かす

馬を使った農林畜産業の技術研修・指導などを手がける三馬力社(新潟県津南町)は、馬で耕し無農薬で育てた酒米「五百万石」からつくった日本酒「田人馬(たじんば)」の販売を始めました。

ラインナップは、「田人馬 白」と「田人馬 黒」の2種類。
白は三馬力社の水田から車で20分ほどの地元酒造会社・津南醸造(新潟県津南町)が豪雪地帯の力強さを表現した純米大吟醸。

ボトルには馬方である三馬力社の岩間敬社長と棚田の馬を描いた絵馬のイラストを描いた。白と黒は、白馬は祈晴、黒馬は祈雨を意味し、神社の絵馬は五穀豊穣(ほうじょう)を祈って白馬と黒馬を奉納したことに由来します。

価格は720ミリで11万円と高価格帯ですが、練りこまれたブランドとストーリーにどのような味わいか気になります。

福井ブランドの酒米 最高賞

県が開発したブランド酒米「さかほまれ」を使った日本酒が国内や世界の鑑評会で最高賞を受賞しました。

福井県勝山市の一本義久保本店の「一本義」は全国新酒鑑評会で、821品の中から最高賞の金賞に選ばれ、大野市の南部酒造場の「花垣」は世界最大規模のワインコンクール、インターナショナル・ワイン・チャレンジのサケ部門で、449品の中から最高賞のゴールドメダルを受賞した。

さかほまれは、福井県が8年の歳月をかけて開発した最高級・大吟醸向けのブランド酒米です。

2021年は福井県内の19の酒蔵がさかほまれを使って醸造するとのことです。隠れた銘醸地、福井県のオリジナルの酒造好適米での生産が活気づくことに期待がかかります。

梅雨時の新スイーツ 日本酒をふりかけて

梅雨入りしてそろそろ食べたくなるのが「かき氷」。
新潟県の老舗料亭が、かき氷の新スイーツを開発しました。

新潟市中央区の料亭「大橋屋」は、慶応2年の創業で150年以上続く老舗、昭和10年に建築された本館は国登録有形文化財です。

かき氷は、キイチゴや、抹茶など毎週メニューを変えて提供する中で、梅雨時にならではのかき氷が、あじさいをモチーフにしたかき氷。

好みの大吟醸酒を選んでかき氷にふりかけて楽しめるということで、お酒のみならではの新しい楽しみが提供をされています。

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