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【2021/03/22版】 最新SAKEトピック!

お彼岸も開けてすっかり暖かくなりました。コートは薄手に衣替え。

昨日は日本酒のブレンド酒にチャレンジ。
単純に1:1で混ぜるだけではなく、複数種類の個性を認識した上で、混ぜていく必要があり、思いの外根気の必要な飲み方ということが分かりました。
まだまだ未開拓の分野だけに面白いです。

それでは本日のニュースです。

レア日本酒の転売ヤー、製品番号削って出品 

希少な日本酒の高額転売が後を絶たない。蔵元が酒を卸す特約店を狙って、転売ヤーが大量に買い占め、ネット上などで販売。フリマアプリでは転売ヤーたちによって希望小売価格の6倍近くの高値で出品される酒があります。

高額転売について蔵元は「一番の問題は、保存状態が悪く味が落ち、お客さんにまともな味の日本酒が届かない点」と獺祭・桜井社長は話します。実際、スーパーで買ったという消費者から「味がおかしい」と苦情が入ったこともあったそうです。

転売ヤーは、特約店に飲食店になりすまして購入も行う場合もあるとか。転売自体は違法行為ではないですが、、反復して酒を売る場合には酒類販売業免許が必要になります。

飲めなかった日本酒を転売する場合は問題ないですが、せっかく酒蔵が造った日本酒をせめて美味しい状態で飲めるようにしてほしい、という蔵元の気持ちは痛いほど分かります。品質保管が怪しいそうものは買わない、というのも一つの防衛方法ではないでしょうか。

「醸し人九平次」がブルゴーニュで探究する、日本酒とワインの可能性

「醸し人九平次」の萬乗醸造(愛知県)は、日本酒とワインの両方にドメーヌをもつ、世界唯一の酒蔵です。もともと、日本酒とワインはどちらも醸造酒であり、つくりの哲学を同じくすることから、田んぼとブドウ畑の垣根を取り払うことで、それぞれに相乗効果を生み出そうとしています。

そこで、萬乗醸造はフランスでのワインづくりプロジェクトを2013年にスタート。2015年にはブルゴーニュに自社畑を取得し、初ヴィンテージとなった2017が今冬リリースされました。

「この『クヘイジ ジュヴレ・シャンベルタン』は非常にきめ細かく、なめらかな口当たりだそう。

日本とフランス、農業と醸造というボーダーを越えることで、新しい醸造の世界が見えてきそうです。今後も日本酒もワインも「KUHEIJI」から目が離せませんね。

鳥取の地酒アピール セミナー兼“オンライン飲み会”

鳥取県関西本部(大阪市北区)は、鳥取県産の日本酒などを紹介するセミナーをオンラインで開催しました。
「井上酒店」の店主、井上俊一郎さんが約50人の参加者に「鳥取のお酒はほんわか、ほっこりする」などと魅力をアピールしました。

井上酒店は鳥取県産の地酒を多く扱っており、今回のイベントはオンライン開催のため、「諏訪泉」の諏訪酒造、「冨玲」の梅津酒造の日本酒のほか、干しホタルイカなどのおつまみ数種類を事前に参加者へ送付して実施しました。

杯を片手に日本酒を楽しんでいる参加者に「鳥取のお酒は純米酒とおかん用に特化したものが多い。温めることでより魅力が増してくる」と紹介される場面もあったとのこと。

旅行で行き来がしづらい昨今、一つの都道府県に特化した日本酒セミナーは手軽に旅行気分になれるので今後も需要がありそうですね。

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