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【2021/06/29版】 最新SAKEトピック!

久しぶりのしっかりとした雨。今週は、用事で蔵の写真を撮影をしようと思ったのですが、残念ながら来週に見送りになりそうです。

しっかりした雨が降った後は梅雨明けが楽しみです。
そろそろ予定を立てなければ。

それでは、本日のニュースです。

日本酒由来のスピリッツ『浄酎』が初出展で銀賞

ナオライ株式会社は、世界的な酒類品評会である「International Spirits Challenge 2021」の「Liqueurs & Specialities」部門において、『浄酎 -Purified Spirit 白紙垂』が銀賞を、『浄酎 -Purified Spirit 金紙垂(オーク樽熟成)』が銅賞を受賞しました。

「浄酎」とは、職人たちの手で作り出され、選び抜かれた日本酒をさらに浄溜することによって生まれた、これまでになかった全く新しいお酒です。

「低温浄溜」という、熱を加えない浄溜技術の発明により、日本酒由来の豊かな香りと風味をそのまま凝縮することに成功しました。

先日のクラウドファンディングでも多くのファンを集め、注目度が軒並み上昇中。
私もクラウドファンディングのお酒が間もなく届くので非常に楽しみです。感想はnoteに書きますね。

京都の日本酒 九州好みの味でプロデュース

福岡市中央区の酒類卸会社「ルネサンス・プロジェクト」が、京都市上京区の蔵元「佐々木酒造」と開発した日本酒の新商品の人気が福岡県内で広がっています。

焼酎文化が根強い九州に合わせた日本酒度の高い辛口商品などを新たに開発し、新型コロナウイルス対策で飲食店の苦境が続く中でも好調な販売が続いている。

佐々木酒造は「全国新酒鑑評会」にて金賞を受賞する実力蔵ですが、紹介で知りあったルネサンスの中村鉄哉社長(61)が「こんなおいしい日本酒が知られていないのはもったいない」と開発段階を含めた協力で合意したのがきっかけとのことです。

味をカスタマイズして商圏を広げた非常に面白い事例ですね。
あえて辛口とフルーティーの両方に振り切ったにお酒を2本プロデュースしたとのことで、本来の蔵の味を含めて飲み比べをしてみたいです。

日本酒を次世代へ 笹祝酒造「こども蔵見学」

笹祝酒造株式会社(新潟県新潟市)が、「笹祝酒造のこども蔵見学」を7月の毎週日曜日に開催します。
笹祝酒造では、日本酒を次世代につなげていくため、子どもを対象とした酒蔵見学を開催します。日本酒がどうやって造られるか、なぜ子どもはお酒を飲んではいけないのか、笹祝酒造は地域の生活にどう関わってきたかなど、現役の蔵人が楽しく日本酒の世界を伝えます。

お酒を飲めるようになるのは20歳からですが、小さいうちから日本酒のようなローカルな伝統産業を学ぶことは、子どもたちにとって大きな意味があると考えて実施。参加してくれたお子様には酒粕ジェラート(ノンアルコール)をプレゼントされるとのことです。

夏休みの自由研究にもなりそうですね。子供たちが日本酒を身近に感じてくれるこうした取り組みは素晴らしいと思います。

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