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【2021/03/14版】 最新SAKEトピック!

昨日、第二回「日本史と日本酒」を開催しました。
時代は飛鳥、奈良、平安の古代。

日本という国の成立が垣間見え、私自身も本当に楽しかったです。
そしてこの時代に日本酒の原型があったことに改めて驚かされました。
次回は4/10(土)です。

それでは、本日のニュースです。

「日本酒学」  産官学の連携が日本酒の未来をつくる

2018年に新潟大学で発足した「日本酒学」。新潟大学の全10学部が関わり、醸造・発酵から流通・消費にいたるまで、日本酒に関係する文化的・科学的な幅広い分野を網羅する学問です。

海外には『ワイン学』という学問があり、ペアリングのような感性的な領域でも、科学的な根拠に基づいて議論されています。
新潟大学では、経済科学部と農学部の有志で『ワイン学に匹敵するような学問を立ち上げられないか』と議論を重ね、新潟県酒造組合に話を持っていき「日本酒学」が誕生しました。

日本酒学は、醸造・発酵などの造りの領域から、流通流通・販売などの消費に関係する領域、さらには健康・酒税・地域性・歴史・文化・法律などのより広い観点の領域を内包した総合科学としての新しい学問分野になります。

総合大学だからこそできた新しい学問。20歳未満でも受講できるとのことで、国内に普及していくことで日本酒の未来が切り拓かれていくことを期待します。

WAKAZE 春満開な「いちごどぶろく」発売

WAKAZEは、春の季節を体感する「三軒茶屋のどぶろく~strawberry~ recipe no.046」を3/19(金)より、144本限定で発売します。
佐賀県産のいちご「さちのか」を贅沢に使用した春らしさ満点のどぶろくになります。

春の訪れとともに、可愛らしいどぶろくが登場しました。佐賀県産「さちのか」は甘酸っぱい味わいが特徴的。ビタミンCの含量も一般的ないちごに比べて多く、より一層春に相応しいどぶろくに仕上がっているとのこと。

ピンクの苺味のどぶろくはとても斬新ですね。
プレゼントやお花見にもぴったりですね。味が気になります。

MOF資格者 フランス向け、GIラベル

灘五郷酒造協同組合、はりま酒研究会はこの度、フランスでのGI灘五郷・GIはりまの認知拡大を図るため、ブランドナビゲーターであり、MOFの資格を持つソムリエのドミニク・ラポルト氏にフランス用の裏ラベルの監修を依頼し、この度、主な21銘柄の裏ラベルが完成しました。

国内流通向けの裏ラベルには昨今、日本酒の基本情報のほか、杜氏の思いや、その酒の製法など、詳細な情報を明示する傾向にありますが、輸出向けには、通関に必要な最低限の情報のみに止まっており、フランスの販売側から改善課題として指摘されています。

今回、新たな試みとして、プロが最終消費者に伝えやすいよう、ワインの評価基準を参考に香り、味わい、風味、温度帯別に合わせる食材の提案をフランス語で明記されています。

単純な翻訳ではなく、文化レベルで翻訳することで訴求力が一段と増します。フランスだけではなく、他国に対しても参考になる事例ですね。


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